やぁ。キコニワライターのミチシルです。
前編では、
デフリンピックのきっかけに
オリエンテーリングに興味を持ち、
講習会に参加するまでの経緯をお話ししました。
まだ読んでいない方は、ぜひ前編を読んでいただくと、今回の内容がよりわかりやすくなると思います。
さて今回お話する内容は、
実際に参加したオリエンテーリング講習会の様子です。
しかし、講習会の内容はあえて詳しく書きません。

なぜなら、
オリエンテーリングは、
体験してこそ面白さがわかる競技だからです。
もし時間があれば、
ぜひ一度だけ、現地で体験してみてください。
きっと、記事だけでは伝えきれない魅力を
感じられると思います。
この記事を通して、
「自分でもできそう」と感じてもらえたら嬉しいです。
それでは本題に入ります。
①講習会について
入間市OLCが実施している講習会は、全部で3回あります。
会場はすべて入間市にある「彩の森公園」です。
公園の中を実際に歩きながら、オリエンテーリングの基本を学んでいきます。
👇講習会の流れは次の通りです。

私の場合は手話通訳の調整の関係で、まとめて受講することになりました。
ただし、3回目のみ有料になるので、お気をつけいただければと存じます。
②講習会の形式について
講習会はすべてマンツーマン形式でした。
手話通訳を必要とするろう者がいなかったので、
講師の方と、手話通訳士、私で進めることになりました。

オリエンテーリングは専門用語だけではなく、記号の読み取りが必要になります。
そのため、わからない事がたくさんありました。
それでも、その場で質問できたので、安心して学ぶことができました。
とても学びやすい環境だったと感じています。
③必要な道具
オリエンテーリングに必要な道具や装備はご存知でしょうか。
主に次の4つです。
1.コンパス
2.SIAC(計測機器カード)
3.動きやすい靴
4.動きやすい服装
(5.オリエンテーリング用のマップ)
私は普段、トレイルランニングというスポーツをしているので、トレラン用の装備で参加しました。
・トレイルランニングシューズ
・トレラン用ザック(飲み物や補給食を入れるため)
・長袖シャツ
・長ズボン
講習会は説明が中心で、この日は2月だったので、防寒対策として長ズボンと長袖を着ました。
ただし、本番ではより速いタイムが求められるので走る場面が多くなります。
そのため、軽くて動きやすい身軽な服装が必要になります。
なお、コンパスと計測機器カードは受付でレンタルできます。
そもそも、「コンパス」と「SIAC」って何?と思った方がいらっしゃると思います。
1.コンパス
コンパスといえば、一般的な方位磁石を思い浮かべる方も多いと思います。
オリエンテーリングで使うコンパスも基本的な仕組みは同じですが、
大きな違いは、プレート部分に物差しのような目盛りが付いていることです。
下の写真は講習会でレンタルしたものとよく似たコンパスです。
ご覧のとおり、赤い線で示した部分が目盛りになっています。

2.SIAC
SIACは、各チェックポイントを通過したことを記録するための電子チップです。
参加者はこれを携帯しながらコースを回り、ゴール後に通過記録を確認します。
計測システムにはほかにも種類があるようですが、今回の講習会ではSIACを使用しました。

ちなみに、決められたポイントには「BSF9」と呼ばれる記録用の装置が設置されています。
SIACを持った状態でBSF9に近づくと、通過したことで白い光が点滅し、自動で記録されます。
私は今回の講習会で初めて見ましたが、ポイントを通過したことを記録するために必要な機材の一つです。

ただし、BSF9は手のひらに収まるほど小さな機器なので、遠くからでは見つけにくいです。
そこで、BSF9の設置場所を示す目印として、講習会では下記のコントロールフラッグが設置されていました。


手ぶらで参加できるのは初心者にとってありがたいポイントでした。
5のオリエンテーリング用のマップは、大会ではレース開始の直前に配られます。
これは、参加者全員に公平性を保つためです。
大会によって地図の縮尺が異なりますが、
基本的な読み方は共通しています。
④流れについて
講習会の詳しい流れは伏せますが、
大まかな流れは次のような形でした。
説明
↓
講師と一緒に実践
↓
自分で挑戦
↓
ミニゲーム
この流れで2時間ほど担当者からレクチャーを受けます。
内容は回ごとに異なりますが、基本的な進め方は同じでした。
⑤ライターの感想
正直にいうと、頭が痛くなりました(笑)
オリエンテーリングは地図とコンパスしか使えません。
この2つの道具に頼りながら、決められた1つ1つのポイントをクリアしていく必要があります。
さらに、重要なことは自分の歩数を知ることです。
例えば、「100メートル歩くと何歩になるのか」
自分の歩数を知ることで距離を測る目安になりますが、そのままマップに歩数を当てはめても意味がないのです。
歩数をもとに計算しながら距離を確認し、地図を読み取る必要があります。
常に計算しながら、進めていく必要があったので頭の中は常にフル回転でした。
しかし、本番では速さが勝負なので、計算や読み取りをいかに素早くできるかが鍵になります。
そのため、オリエンテーリング選手に対して、改めて本当に凄いと感じました。
ただ速ければいいのではなく、一番重要なのは自分の居場所を知ることです。
今回は公園でのオリエンテーリングだったので、居場所を見失わずに済みましたが、
山で行われることもあります。山では地形の特徴をつかみにくく、居場所を見失った経験がたくさんあると経験者の方から伺いました。
そのお話を聞いて、「自分でもいけるのかな」と不安になった気持ちもありました。
でも、「考えるのは大変だけど、考えるのがこんなに楽しいなんて」と新しい発見があった1日でした。

ここまでが講習会での様子でした。
いかがでしたか。
一見すると、難しいイメージはありますが、説明が大変わかりやすいおかげで、楽しく参加することができました。
オリエンテーリングについて気になった方はぜひチェックしてみてください。
前編と後編を読んでいただきありがとうございました。
