──そんな私の日々に、また新たな難題が降りかかってきました。
それは騒音問題です。
具体的には、最近住み始めたらしい我が家の真上の部屋の住民が立てる真夜中の騒音に、毎夜悩まされるようになりました。
お久しぶりです、ピノです!
いつもお読みいただき誠にありがとうございますm(__)m
初めましての方、こんにちわ!前回までのあらすじはこちらになります↓
ご興味頂けましたら幸いです。

その騒音は楽器音、恐らく電子ギター、エレキギターのような類の物でした。
私は元々電子音というか、機械的な音が苦手です。それに加えて、当時は右耳の突発性難聴からくる耳閉感、耳鳴りに悩まされていて、更に生後7か月の長男は離乳食をもりもりと食べ、更に母乳も欲しがる大食漢だったので(ミルク拒否の完全母乳児)、頻度は減ったものの夜中に1、2度は相変わらず授乳しておむつも変えていました。
マタニティ時代から続く不調(臨月まで嘔吐していた)、深い睡眠が取れていない日々が続いていました。そんなある日の真夜中、いつものように眠い目をこすりながら授乳をしていると、突然「ギャギャーギャギャギャーン」と不快な電子音が聞こえてきたのです。
初めの頃は毎夜続く訳ではないだろうと、まだ気持ちに余裕がありました。
が…悲しいことに毎夜続きました。元々寝つきが良い方ではなく、更に産後はホルモンバランスの急激な変化による情緒不安定や耳閉感、耳鳴りにも悩まされました。
たまりかねた私は、住んでいたマンションの管理会社に連絡し、真夜中の騒音に困っていることを相談しました。すると、数日後、管理会社から返事がありました。
「若い未成年の男性が住んでいて、その方が楽器を鳴らしているようだ」
「親御さんにはお困りの内容を連絡した。息子さんに伝えてもらい対処していただけるようだ」との内容でした。
これで深夜の騒音から解放されるだろうと、心底ホッとしましたが…
鳴りやむどころか、更に激しく電子ギターをかき鳴らされるようになってしまいました。
夜中に授乳やおむつ替えで目覚めたとき、右耳からは即座に耳鳴りが聞こえてきます。まるで「私の存在を忘れないでね~」とでも言うかのように。
そこに、更に不快な電子音が混ざって聞こえてきます。
耳鳴り経験者の方には分かっていただけるかと思いますが、その不協和音といったら…
耐え難いものでした。
これはもう自己防衛するしかない!と思い、耳栓をして対処してみました。
しかし、ただでさえ聴力が落ちて聞こえが悪くなっているのに、更に聞こえないようにする行為は、当時の私には不安感が更に増すものでしたし、まだ乳児だった長男に何か異常が起こったとき、気づけないのではないかという心配がありました。
何よりも、肝心の電子ギター音は振動となって響いてきました。
当時は夜中の授乳のため、床にお布団を直敷きにしていました。
不調の右耳を下にして横になると、電子ギター音が壁や床を伝って振動と共に響き、そこに耳鳴りが仲間入りです。
耐えかねて健聴の左耳を下にしても、今度はクリアに聞こえすぎて益々目が冴えてきます。
袋小路に追い詰められていくような感覚。連夜の睡眠不足。あっという間に私の自律神経は蝕まれていきました。
そんなある日、頑張って気合を入れ、長男をベビーカーに乗せてお散歩と買い出しに行こうと、自室の玄関扉を開けてエレベーター前に向かった(7階に住んでいました)私が目にしたものは、何だかよくわからない、様々な色を混ぜ合わせたような液体を思い切りぶちまけられたような大散乱の光景でした。
誰が、いや誰でもなく、どんな経緯でそのようなことになっているのか……
もちろん今の私なら落ち着いて、『誰かが自室に何か物を運ぶ途中でこぼしちゃったのかな…』と考え、管理会社に清掃を伝え依頼することができます。
しかし、当時の私の精神状態はまさにギリギリでした。
その後のことはあまり記憶にないのですが、とにかく一刻も早くここから離れたい!!!と大泣きしながら夫に訴えた記憶はあります。
そうして、私と長男は実家に避難し、約2ヶ月後、6年間住んだマンションを離れ、家族3人で郊外に引っ越すことができました。
続く……
次回もぜひご覧いただけると嬉しいです。

