身体障害者手帳をお持ちの皆さん、こんにちは!
身体障害者手帳は、折りたたみの小さい手帳やカードタイプがありますが、皆さんはどのタイプでしょうか?
私は折りたたみの小さい手帳を所持しており、いつも長財布に入れています。
しかし、手続きなど必要なときにしか使わないので、紛失してしまったことに気づかないこともあるのではないでしょうか。
実は私…去年のゴールデンウィークの時に無くしたことがあります。当時は施設利用のために手帳を使用してからの4日後、役所で手続きで必要になったときに初めて無いことに気づきました。手帳には名前や顔写真など個人情報もありますので、探しても見つからず慌てて対応をしました。
ほんとにたまたま手続きで必要になったので良かったのですが、もしその手続きがなかったら、下手にすると1カ月以上も気づかないまま…と考えるだけでゾッとします。
私の経験から対応方法をご紹介できたらと思い、記事にしました!
身体障害者手帳とは
ご存知のない方にもぜひ読んでもらいたいので、まず、身体障害者手帳について説明をします。
身体障害者福祉法に定める身体上の障害がある者に対して、都道府県知事、指定都市市長又は中核市市長から交付するものです。
聴覚障害者の場合は、記事【聴覚障害とは?】を参照、「聴覚障害程度等級表」に沿って2級〜6級(5級は無し)までの対象の方は身体障害者手帳を交付されます。
使用目的は聴覚障害であることの証明が必要なときに使います。大まかに言うと、就労や教育支援、国が定めた支援サービスを受けることができます。
紛失したときの対応方法
まず、紛失したかもしれない場所に電話リレーサービスで問い合わせをするか、役所の福祉課の担当者、もしくは聞こえる身内の方など代わりに電話をお願いする代理電話を利用、他には直接伺ってお問い合わせする、メールやFAXでお問い合わせするなど、自分がやりやすい方法でお願いします。
※代理電話をお願いするときのメール、お問い合わせ先のメールやFAXの場合は相手が気づかない限り、返答に時間を要してしまうこともあります。
私は電話リレーサービスを利用して直接お問い合わせをしました。
また、私が住んでいる地域の役所の福祉課に手話通訳者が常にいますので、メールで連絡、相談もしました。
もし「無い」という返答の場合、自分が住んでいる地域の役所の福祉課に相談をしましょう。
もしくは、紛失したかもしれない場所の最寄りの警察署へお問い合わせするか、以下のURLの警察庁のHPにある「落とし物検索コーナー」があるので、該当する都道府県から探してみてください。
※早く知りたい場合は電話リレーサービスか代理電話で、最寄りの警察署に確認すると良いでしょう。
それでも見つからない場合、最寄りの警察署に遺失届をお出しください。
(電話を利用した場合、続けて遺失届をお願いすると良いです。)
遺失届をお願いするとき、以下を参考にお伝えするとスムーズです。
- 名前
- 住所
- 無くした物(今回は身体障害者手帳) ※色や形、名前も記載していることも伝えてください。
- いつ無くしたか
- 無くした場所
- 連絡先(代理電話の場合、事前に電話番号の確認をとってください)
警察署の対応によりますが、受理番号をいただくことがありますので、紛失した物が見つかるまで保管してください。
遺失届をオンライン手続きが可能な都道府県もありますので、警察庁のHPから対応しているかどうかを検索、確認をしましょう。
1〜2週間経っても連絡がない場合、役所の福祉課で身体障害者手帳の再発行の手続きをすると良いです。
もし、見つかった場合、遺失届を出した警察署へ取り下げの連絡をしましょう。
- 名前
- 紛失した物(見つかった物)
- あれば受理番号
- 必要に応じて、見つかった場所などを説明しましょう
私は、警察庁のHPの落とし物コーナーで紛失した場所・県から探し、最寄りの警察署にも電話リレーサービスでお問い合わせをし、遺失届を提出しました。受理番号はいただかなかったのですが、見つかった時は連絡をしてくださいと言われました。紛失して1年以上経っていますが、未だに見つかってなく保管期間も過ぎており、当時はすぐ必要だったので再発行をしました。
まとめ
警察庁のHPにある都道府県の落とし物コーナーについて、県によって様々ですが、身体障害者手帳の他に、財布、クレジットカードやキャッシュカードなど色々な落とし物がたくさんありました。悪用など物騒な世の中での貴重品の落とし物は怖いですが、警察署や交番にきちんと届け出すという行動は大切ですね。
身体障害者手帳に限らず、紛失してしまった物はなんでも、以上の方法で活用できますので、紛失に気がついたらすぐに対応してくださいね。
そして、私の経験から、使う使わない関係なく、あるかどうか時々に確認することが1番大切ですね。