聞こえないパパママ、こどもの体調の変化に気付く方法

スノマナ

保育園から感染症情報のメールを確認するたび、いろんな風邪・ウイルスが流行っているなぁ、息子にかからないといいな、と密かに祈っているスノマナです。

こどもが体調を崩した時、咳や呼吸などの「音」で危ないことに気づける場合がありますね。

しかし、聞こえない親が補聴器を装着したとしても「音」の存在は分かるが、「何の音」なのか分析できないことが多いです。

義両親と同居していた時、息子が咳の音をしているから、小児科へ連れて行った方いいよと義母が教えてくださったことがありました。

こういう場面に遭った時、聞こえてたら良いのにな・・・と思っても、生まれつきで、一生治ることがないので、子供の異変に気づいてあげられるのは大人の私たちしかいないのです。

会社メンバーのママさんである、コーダの2人を持つアッコさん、ろう児の2人を持つユキさんに子育て中の聞こえないママさんはどのような工夫をされているか、聞いてみました!

アッコさん

こんにちは!アッコと言います。

「音」について対策していることは?

  • 保育園の先生や義両親に教えてもらう
  • 子どもの様子に変化はないか目で確認
  • 子どもの喉や背中に手を当てて、振動がないか
  • かかりつけ医に家でできること、もしもの場合の確認

現在、子どもは小学校高学年なので、自ら申告していますが、幼少の時は同居している聞こえる義両親、保育園の先生から教えてもらうこともありました。それ以外は目で、体調に変化はないか、少しの鼻水や咳が出ていたら、喉や背中に手を当てて振動の確認、体温計で37.5度以上あるかどうか確認し、もし症状があればかかりつけ医に診てもらって、今後どうしたらいいか助言をいただいています。かかりつけ医は手話通訳者がいなくても、パソコンにあるメモ機能を使って、コミュニケーションをするので、困ったらいつでも来てねという方でした。それもあって、上の子が赤ちゃんの時からお世話になっています。

その中での経験なのですが、9〜10年前くらいで確か…上の子が2歳の時、7月頃のある朝、すごく元気で一緒に遊んでいたのに、顔がだんだん赤くなってきたので、お昼頃は38度、なんだかだるそうなので、すぐかかりつけ医に診てもらいました。かかりつけ医が言うには1番心配なのは深夜だということ。なぜ?と聞いたら、本来なら家で安静、様子見、それからもしも「ヒューヒュー」「ゼーゼー」などの息苦しいような音が聞こえたら、すぐ救急病院に連絡してほしいのだけど、君のお子さんは過去に熱性けいれんを起こしているので、その可能性もあるかもしれない…と看護師さんも一緒に1番最適な方法を文字でやりとりをし、大きな病院へ入院したほうが安心だということで、大きな病院に問い合わせし、了承をいただいて5日間入院し、何事もなく快方に向かい、無事退院という思い出があります。

風邪予防について対策していることは?

  • 口呼吸が増えたなと感じたら、すぐに鼻水を吸い取る
  • 手洗いなど親も一緒に取り組む
  • 楽しく過ごすこと
スノマナ

ありがとうございます!
息子はこれまで熱性けいれんを起こしたことがないのですが、また起きてしまうかもしれないと感じたら信頼できる医師に相談することが大事ですね…!

続きまして、ユキさんに伺います。

ユキさん

こんにちは〜!ユキと言います。

「音」について対策していることは?

  • 音が聞こえないので、目で見て確認する

自分の子供の場合は、風邪を引く時、目が赤くなることが多いので「あ、風邪をひくかも・・・」となんとなく感じ取った後、鼻水や咳が出始めて「やっぱりか!」と思った矢先、熱が出始めることが多いです。

親子は毎日一緒にいるので少しの変化でも親は気づきます。

  • 子供が寝てる時、子供の胸を手で触って振動(音)があるかどうか確認する

起きてる時も同じ方法で確認をしますが、寝てる時の方が静かなので振動(音)の確認がしやすいです。

  • 子供の頬や手がほてっているか、実際に触って確認する

以上3点のように、『目で見て確認』『手で触って確認』をする方法で対策しています。

聞こえる人が常に身近にいるわけではないので、とにかく毎日子供の様子を見て親が「いつもと違う」と敏感に感じることが大事だと思います。

風邪予防について対策していることは?

  • 早寝早起き
  • 手洗いうがい
  • 栄養をしっかり摂る
  • しっかり運動する

もうこれは基本中の基本ですよね(笑)

スノマナ

ありがとうございます!
お二人のお話を聞いてみていかがでしたか?
先輩ママからのご意見・経験を聞いて、やはり「目」で確認することが一番だなと思う内容でした。

私が意識しているのは以下の項目です!

「音」について対策していることは?

  • 「受診する内容以外、心臓の音、耳、鼻、喉に異変がないか」毎回行く度、医者に必ず確認をとっています。

風邪予防について対策していることは?

  • 保育園からウイルスを持ち込まないように家に着いたらすぐお風呂に入る
  • 鼻水が続く場合、電動式可搬型吸引器のベビースマイルを使う

友人から教えてもらい、購入しました。吸引力が凄く、スッキリした顔になります。

お子さんだけではなく、花粉症や風邪で鼻水が続く大人にも大活躍です!

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  • 7時間以上睡眠時間を確保する
  • 急の発熱の時に備えて水分補給できる飲むゼリーを常備しておく

アッコさんと同じく、私も保育園から電話リレーサービスを通して「背中に水疱瘡かもしれない発疹がありました。看護師に診せてもらったのですが、午後に発疹が増えていたら速やかにご連絡し、お迎えをお願いいします。」と教えてくださることもありました。

一人で判断が難しい時は、周りを頼る・相談することが大事だと思います。

色んなウイルスが流行っていますが、家族全員かからないように気をつけて楽しく過ごしていきましょう!

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この記事を書いた人

初めまして!
スノマナと申します。
1997年千葉県生まれ、ろう者、デザイナー4年目。
デフファミリー3人家族。ろう者視線の育児漫画をSNSに投稿しています。
趣味は、美味しいものを食べる&作る、絵を描くこと。この2点はずっとブレてません。
最近は、ものを増やさないミニマリストを目指してます。

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