ろう・難聴児向けの放デイに大変助けられています!

こんにちは!

Yukiです。先日会社のSlackでろう・難聴児のための放課後等デイサービス(略称:放デイ)のことが話題になっていました!私は聞こえない子どもをもつ親としてこのサービスにかなり助けられている立場なのでキコニワでも放デイのことをシェアしようと思った次第です。

聞こえない我が子も放デイにお世話になっていて、利用歴約7年目です!
最初は放デイは学童みたいなものだと思っていたのですが、放デイと学童はすごく似ているようで実は全く違いました。混同してしまう方も私だけではないはずです。その2つの違いを見ていきましょう!

学童(放課後児童クラブ)と放課後等デイサービスの違い

学童(放課後児童クラブ)

  • 親が仕事をしているなどの理由で自宅にいない小学校就学児童のための事業
  • 小学校下校後や長期の休み中に小学1年生〜6年生(6歳〜12歳)の児童を預かる場所
  • 学童には「民間学童」「放課後児童クラブ」「放課後子ども教室」といった種類がある
  • 両親が働いている子どもたちを預かる施設
  • 子供たちは宿題をしたり、遊んだりする場
  • 保育園の小学生版みたいなもの

放課後等デイサービス

  • 障害を持つ小学生から高校生の子供を預かり※療育を行う場所(※療育:子供たちの自立や社会参加を支援するための教育や訓練のこと)
  • 子供達が自分自身の能力を最大限に引き出せるように一人一人に合わせた個別のプログラムの提供(個別支援計画)と発達支援が行われている
  • 学童とは異なり、両親が働いていなくても利用可能な施設
  • 受給者証を持っていないと利用不可能
  • 定型発達児(健常児)は利用不可能

実際は学童と同じように預かり目的で利用している方も多いそうです。
私は聞こえない子を持つ親としては、学童を利用する選択肢もありますが学童は周囲が聞こえる子供しかおらず、コミュニケーション面で不安要素が多いため手話で思いっきり会話できる子供や、※ろう学校や地域の学校に通っている聞こえない子供が集まる放デイの利用がベストだと判断しました。
同じ聞こえない仲間たちと集団で過ごすことのほうが精神的に安定し過ごすことができると私は考えています。

※ろう学校:聴力に障害をもつ児童・生徒に対して、幼稚園・小学校・中学校・高等学校に準じる教育を施し、併せて障害による困難を補うために必要な知識・技能を授ける学校

我が子が利用している放デイは放課後、ろう学校まで放デイの送迎車が迎えにきてくれるのです!
それぞれの自宅の場所にもよりますが帰りは自宅までの送迎サービスも付いています。
現在は長期休みの利用のみで、放課後の利用はしていませんが、過去に同じろう学校のお友達と一緒に放課後に送迎車に相乗りして施設まで行ったり、宿題をやったり近くの公園で遊んだりすることがとても楽しかったそうです。

長期休みは企画がとても充実していて、プールやBBQ、クリスマス会、七夕会、ボーリングなどイベント盛りだくさんで大人気で我が子は現在も長期休みの放デイを利用したいと言っています!
放デイのスタッフと保護者の面談も定期的に行なっているし、放デイでの子供の具体的な様子などの連絡が毎回利用後、保護者の元へ届くので情報共有がしっかりできていてとても安心できます。

2024年2月26日のキコニワ記事(https://kikoniwa.com/799-2/) にもつながりますが、
長期休みに私がしっかり仕事ができているのは放デイのお陰でもあります!
放デイは学童と違って「療育」をする場ではありますが、親にとってもメリットは大きいと感じています。
利用したことがない親御さんや、迷っている方は放デイの利用をご検討されてみてはいかがでしょうか。

【参考:放デイ利用申込方法】
お住まいの地域の自治体が発行する受給者証(通所受給者証)が必要です。 未発行の場合は住民票のある自治体の障害福祉課でサービスを利用したい旨を伝え、受給者証の発行を申請します。

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