皆さん、こんにちは！
朝晩は急に肌寒くなり、日中は過ごしやすくなりましたね。朝は特に空気がひんやりしているので、押し入れから布団を引っ張り出しました！
さて、今週もデフニュース4つ紹介します！
東京都、秋が終わる頃に『手話と音楽と語りで綾なすライブセッション 〜すきとおったほんとうのたべもの〜2024』が上演！
2024年11月29日(金)〜30日(土)に『手話と音楽と語りで綾なすライブセッション 〜すきとおったほんとうのたべもの〜2024』が上演されます！2023年に好評を博した宮澤賢治作品の「手話」「音楽」「語り」コラボ公演が、2024年11月にパワーアップし、テーマは「この想い、伝えたくて…」です。異なる感覚を持つ表現者たちが、宮澤賢治の世界を多層的に描き出します。
宮澤賢治の世界を視覚的に楽しめるので、きっと目を奪われるでしょう！ご興味のある方は、チケットは30日から発売開始となりますので、ぜひHPをご確認の上、お申し込みくださいね！
青森県、聴覚に障害を持つ鉄道写真家・持田昭俊さんが講演
青森県五戸町聴覚障害者の会と手話サークルさくらの会が、手話言語条例の施行を記念し、毎年開催されております。記念講演として、聴覚障害者で東京在住の鉄道写真家の持田昭俊さんが「夢をあきらめない」をテーマに、カメラマンを目指すきっかけなどの自身の生い立ちについてお話されました。動画もありますので、あわせてお読みください。
写真展も開催され、動画にもありましたが、蒸気機関車といえばかっこいいイメージが強いですよね。その期待を裏切らない迫力ある写真はもちろん、ファンタジーのような写真もあり、ワクワクさせられる印象でした！
警察庁、パトカーに新しい赤色灯を導入し年度内には全国順次配備される
警察庁はパトカーの赤色灯の新しい発光パターンを導入し、10月から全国の警察に順次配備すると発表しました。当事者である聴覚障害者の意見を元に新しい方法を模索し、埼玉県警で試験運用、公道でも混乱なく「区別できる」という声がありました。年度内に新しく赤色灯を付けた小型パトカー420台やバン型の交通事故処理車99台を配備されます。
パトロール中なのか緊急なのか、または私に呼びかけているのか分かりにくく、周囲の反応を見て判断していました。記事に動画もあり、その違いが分かりやすく示されていて、区別があると安心できますよね。
大阪高等裁判所、聴覚障害の傍聴希望者に文字通訳派遣を依頼する
大阪高等裁判所(以下、大阪高裁)が、傍聴を希望している聴覚障害者に合理的配慮を提供するため、パソコンによる文字通訳の利用を認め、聴覚障害者が居住している自治体に文字通訳派遣を申請しました。傍聴者に対して認められることはこれまでになく、「障害者も裁判を傍聴する権利を尊重した重要な判断」と評価する声があがりました。
刑事裁判に関心を持ち、傍聴したいと申し出た聴覚障害者の行動がなければ、この記事も存在しなかったでしょう。関心があっても方法が分からず諦めてしまうこともあると思います。聴覚障害者も知る権利があり、この記事が今後の大きな一歩となり、真の『誰でも傍聴できる』環境の整備がされることを願っています。
裁判の傍聴について、「原則としてだれでも傍聴できます」と裁判所のHPに記載されております。また、裁判所における障害者に対する配慮についての文書もあります。
過去には、傍聴者に手話通訳者の設置が認められないというニュースもありました。文字通訳だけでなく、手話通訳者の設置も必要とする聴覚障害者がいると思います。裁判所側がそれを確認し、申請するシステムが全国に広がってほしいと願っています。
前回紹介した第11回全国高校生手話によるパフォーマンス甲子園のライブを視聴しました！皆さんは見ましたか？出場した高校生たちのパフォーマンスには、社会課題への高い関心が感じられました。彼らはその思いをどう伝え、解決に繋げていくかを、ダンス部門や演技部門でそれぞれ個性豊かに表現していて、私も思わず笑ったり感動したりしました！
では、良い週末を〜
