蕎麦屋でアルバイトした話

日差しが春のおとずれを感じるようになってきましたね!

新生活スタートの共にアルバイトを開始したいなと思う人もいると思います。

特に聴覚障害者は、聞こえない理由で落とされることが多いです。

私の周りの友人は、GAP、ユニクロ、居酒屋、スターバックスコーヒー、マクドナルド、介護など働く人が多い印象でした。

そこで、私がこれまで体験してきたアルバイト談を紹介したいと思います!

参考になれば嬉しいです・・・笑

Q1.アルバイトはいつ始めた?

大学1年の夏頃です。

私が通っていた聾学校はアルバイト禁止なので、大学に入ってからアルバイトを始めました。

実家から大学まで片道2時間通学、課題など環境が慣れてきたごろ、アルバイトと大学の掛け持ちに挑戦することにしました。

まず、バイトしたいと親に相談しました。

ただ、耳が聞こえないから採用してくれる店はあるのかな・・・という不安があり、できれば面接なしで働きたいなというのが正直な気持ちでした。

Q2.どんなアルバイトをしていたか?

飲食店で、蕎麦屋です!

老舗の「下町の蕎麦屋」という雰囲気のお店で、メニューが豊富で選ぶのに迷うくらいどれも美味しいです。

Q3.このアルバイトを選んだきっかけは?

実家から大学に向かう電車通学の途中に寄って行きやすい場所を考えたところ、私の母の実家の蕎麦屋がちょうど良い場所だったため、決心しました。

母の祖母を通して、面接なしですぐ働けました。

Q4.仕事の内容は?

簡単な調理や盛り付け、皿洗いなど補助をしていました!

1階から2階まである店のと、出前もあるので、その分お皿の量が多くとても大変でした。

Q5.コミュニケーション方法について

基本的に簡単な調理や盛り付け、皿洗いなど補助をしていたため、お客さんのコミュニケーションはあまりなかったです。

ごくたまに質問をしてくるお客さんがいましたが、他の従業員さんがフォロー入ってくれました。

従業員さんとは筆談&口話でわかりやすく話しました。

Q6.どれくらい働いた?

大体4年間。大学卒業する前の年末を最後に辞めました。

私が入ったあと1年後、1個下の女性も来て嬉しかったのですが、すぐ辞めちゃったのでよく4年間諦めず働いたなと思います。

Q7.週何回、何時間で働いた?

週2・3回くらいでした。

平日は授業のコマによって早く帰れる日があるので、その日を選んで大学から直行でバイトに行きます。直行した際は、17:00~21:00までです。

土日は10:30~15:00ぐらいです。お客さんの流れによって、そろそろ上がっていいよと店長が言ってくれるまで働くといった感じでした。

Q8.飲食店で働いてみてよかったことは?

まかないのご飯がとても美味しい!

蕎麦&うどんにかまぼこやきゅうりなど好きにトッピングできる中で、お気に入りは山菜でした!

Q9.大変だったことは?

厨房は火を扱うところととそばを茹でる釜があるのでとても蒸し暑く、クーラーはないため、夏はとてもしんどかったです。

また、ゴム手袋をはめて洗うのですが、それもまた手が荒れるので辛かったです。

大学3年の夏頃、私の不注意で蕎麦を茹でる釜に右腕に当たってしまい、軽い火傷をしました。幸いにも跡が残らなくてよかった・・・。

どの日も大変だったけど、やっぱり多忙なのは年末!日本の文化といえば「年越しそば」なので、夕方からシフト入って、0時前まで働きました。

Q10.稼いだ給料は何に使った?

自分のノートパソコン、車免許のためのお金、海外旅行(オーストラリアのケアンズ、台湾、香港、韓国)です!

振り返ってみると

私の性格上、人前に立つことはあまり得意ではないのでこの職場で与えられた調理補助やアシスタントが向いていました。

厨房からお客さんの様子を観察することもでき、例えば土曜に11時オープンの際にすぐ座っていつものメニューを注文する常連のおじいさまだったり、食べ終えた皿を丁寧に片付けてくれる優しい夫婦だったり。

美味しそうに食べてくれる顔があるからこそ、4年間頑張れたのかなと思います。

バイトを辞めても、たまにお客さんとして家族で食べに行っています!

最後に

バイトでなによりも避けたいのは、心を疲労させることです。

人前に立つことが得意でない私は、無理をせず人と話す機会の少ない仕事のおかげで大学生活にも支障が出なくなりました。

制作活動に集中し、無事に大学を卒業できました。
時間があったからこそ、このようなイラストをたくさん描けました。

自分の性格自分の生活リズムに合うところを探してみてください。

アルバイトは社会経験を積む絶好の場で、仕事の段取り力や進め方やコミュニケーションなど将来必ず役に立つ、経験の賜り物になります!

もしアルバイトに挑戦したい気持がある人は、ぜひ挑戦してみてください!応援してます!

楽天市場およびAmazonのアソシエイトとして、当サイトは適格販売により収入を得ています。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

初めまして!
スノマナと申します。
1997年千葉県生まれ、ろう者、デザイナー4年目。
デフファミリー3人家族。ろう者視線の育児漫画をSNSに投稿しています。
趣味は、美味しいものを食べる&作る、絵を描くこと。この2点はずっとブレてません。
最近は、ものを増やさないミニマリストを目指してます。

目次