週間デフニュース2025/2/14号

2月2週目の聴覚障害にまつわる週間デフニュース

皆さん、こんにちは!

今日はバレンタインデーですね!朝のニュースでは、自分へのご褒美はもちろん、感謝を伝える日として広まっていると言っていました。娘が友達や祖父母、パパに渡したいとのこと、先日の休日に一緒にチョコクッキーを作りました。喜んでもらえるといいな〜!

さて、今週の週間ニュースは4つご紹介します!

目次

コーダであるアーティスト・門秀彦氏のアートや手話に対する思い

アーティストの門秀彦氏は、両親が聾者で、幼い頃から自然に手話を身につけました。伝えきれないニュアンスを補うため絵を描き始め、独学でアートを追求しました。手話の持つ表現力をアートに昇華させ、視覚的に豊かな作品を生み出しました。かつて隠された手話が、今やおしゃれなデザインとして広まっています。

手話が色鮮やかで心を惹かれるアートとして表現されていて、私も好きなアーティストの1人です。手話アート入りのパッケージは、「ペコちゃん」だけでなく、「キットカット」もありましたね! さらに、スターバックスコーヒーのnonowa国立店内のアートやデザインにも携わっています。

埼玉県、今井ミカ氏を招き講演『ろう文化と手話とは?』

埼玉県にある飯能市役所で、2025年2月22日(土)13時30分から講演会が開催されます。テーマは『ろう文化と手話とは?』で、映画監督・映像制作など活躍している、日本手話を第一言語とする今井ミカ氏を講師に迎えます。

今井ミカ氏は『虹色の朝が来るまで』などの映画を監督されています。私も観ました! 物語はもちろん、ろう者が手話で繰り広げる世界がとても印象的で、感慨深く感動しました。申し込みは2月21日(金)までですが、保育希望の申し込みは締め切られています。詳細は飯能市のホームページをご確認のうえ、お近くにお住まいの方はぜひ足を運んでみてくださいね!

漫画、『僕らには僕らの言葉がある』が描く世界観

この記事は、マンガ司書・みさき絵美さんによる寄稿です。聴者ばかりの硬式野球部に入部したろう者の真白は、当初は戸惑いの目で見られますが、野球に真摯に向き合う姿が周囲を変えていくというストーリーです。2巻では、言語の違いや偏見を乗り越えながら、仲間との絆が深まる過程が描かれています。

待望の2巻が出ましたね〜! 真白くんと野中くん、そして彼らを取り巻く周囲の関係がどう変わっていくのか… 繰り返し読みたくなる1冊です。

東京都、ろう者と聴者が相互の文化理解につながる舞台作品へ

「TOKYO FORWARD 2025 文化プログラム」の一環で、ろう者と聴者の相互理解を目的とした舞台『黙るな 動け 呼吸しろ』が、11月29日に東京文化会館で上演されます。本作は「ろう者のまち」と「聴者のまち」を舞台に、文化の違いと共生を探る内容となっています。2月10日から出演者のオーディションを開催中です。

2025年は、世界デフ陸上やデフリンピックに続き、ろう者にとっても大変興味深い大きなイベントの年になりそうですね。物語も見応えがありそうで、今からとても楽しみです!また、ろう者と聴者が協働制作の様子を公式サイトやSNSで順次発信していくそうです!

編集後記

11月29日(土)に上演する予定の舞台『黙るな 動け 呼吸しろ』について、「美術手帖」というサイトに写真や動画も載っていますので、ぜひあわせてご覧ください。

そして公式サイトでは、出演者オーディションを募集しているそうです!詳細は以下のサイトをご確認ください。

この舞台は、文化の違いを知り、お互いに理解し、共生していくことをテーマにしています。相手に理解してもらうことは決して簡単ではなく、相互理解も容易ではありません。それでも私たちは、相手を理解し、また自分を理解してもらうために、SNSや対話などを通して、重ねています。この作品を通じて、ろう文化を深く知り、理解を広げるきっかけになれたら嬉しいなと楽しみにしています。

それでは、素敵な週末をお過ごしください!

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2月2週目の聴覚障害にまつわる週間デフニュース

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この記事を書いた人

CODAの2人を育てる母として日々奮闘中。
読書とキャンプが大好きで、心地よいロケーションで本を読む時間が私の最高の癒しです。
週間デフニュースを中心に、さまざまな情報を発信しています。
よろしくお願いいたします。

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