週間デフニュース2024/11/22号

11月3週目の聴覚障害にまつわる週間デフニュース

こんにちは!

すっかり寒くなりましたね!皆さん、いかがお過ごしでしょうか?先日、衣替えを終えたら、クローゼットがジャンパーなどの厚着でパンパンになってしまいました〜。

さて、今週はデフニュースを3つご紹介します!

目次

神奈川県、手話で防犯や交通安全講話に取り組む警察官

神奈川県横浜市鶴見区の警察官、長田幸治さんは、手話を活用し防犯や交通安全を訴える活動を続けています。2016年の北寺尾駐在所配属後、ろう者との出会いをきっかけに手話を学び、現場での迅速な対応や講話を行うなど、ろう者の安心に寄り添う取り組みを行っています。

以前のデフニュースで神奈川県にいる手話のできる警察官をご紹介しましたが、その方とは別の警察官です。お二人のような警察官が全国各地にいれば、安心感が増しますね。

資生堂、「手話で美容相談」と「聴覚障害者の美容職の職域拡大」を目指す

資生堂は、聴覚障害者向けに手話やチャットを活用した無料オンライン美容相談を開始しました。自宅で気軽に相談できる環境を整え、オンラインでも伝わりやすい手話表現の工夫などサービスの構築を10ヶ月かけ、オープン後の満足度は5段階中4.9という高い評価を得ています。また、聴覚障害者の美容職採用も推進しています。

このようなサービスはとても心強いですね!私は自分に合うスキンケアやリップカラーなどを美容の専門家に相談したくても、混んでいたり話しかけにくかったりすることから自分で調べて購入してきたので、嬉しいです!

ろう者の体験、ユニクロで手話ができる店員さんとのやり取り

ろう者であるラファエルさんがユニクロでの出来事をSNSで投稿し、話題になりました。その話題とは、ユニクロで『耳が聞こえない』と手話で伝えると、店員さんも手話で応じたと驚いたという内容で、手話普及への思いも語り、多くの共感や反響を呼びました。

私もろう者なので、同じような経験をしたことがあります。ラファエルさんのこの出来事を、自分のことのように嬉しく感じますね。

編集後記

手話ユーザーの皆さんは、ラファエルさんのような経験をされたことがありますか?

最近、コンビニで手話ができる店員さんに「手話を勉強中です!手話でお話できて嬉しいです。また来てください!」と声をかけられました。その言葉が純粋に嬉しかったです。

また、お会計後に「ありがとう」と手話で返してくれる店員さんも時々いて、そのたびに嬉しくなります! これまでの中で特に印象的だったのは、数年前のユニクロのような洋服のお店での出来事です。派手でギャルっぽい雰囲気の店員さんがいて、「話しかけにくそうだな」と感じていたのですが、夫と手話で話していた時に試着室を指さして案内してくれたり、ジェスチャーを交えて対応してくれました。最後にはお会計時に「ありがとう」と手話で丁寧に伝えてくれて、驚きました。見た目で判断してしまったことを反省するとともに、とても気持ちよく買い物ができた経験でした。

また、資生堂の取り組みも素晴らしいですね。オンラインで美容相談ができるだけでなく、聴覚障害者が美容カウンセラーとして働ける場も広がっていると知り、とても嬉しく感じました。 私自身、以前肌トラブルで悩んでいた際に店頭で相談してみたいと思ったことがありましたが、混雑していたり声をかけづらかったりして、その場で聞くのを諦め、自分で解決することが多かったです。なので、手話で相談できるサービスがあるというのは、とても心強く感じます。このような取り組みが他にも広がっていくといいですね。

では、良い週末をお過ごしください〜!

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11月3週目の聴覚障害にまつわる週間デフニュース

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この記事を書いた人

Akkoのアバター Akko 編集長

Webメディア「キコニワ」の編集長・Akkoです!
読書、旅行、そして旅しながらキャンプをするのが大好きな、きこえる子ども2人を子育て中の母です^^
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