こんにちは!
6月に入り、日によって暑さを感じることも増えてきました。体調管理に気を付けながら過ごしていきたいですね🥤
さて、今回のデフニュースでは4つの記事をご紹介します。
注目記事は、字幕や音声ガイドの普及が進む一方で、当事者によるクオリティチェックや専門性の可視化といった課題も取り上げられています。情報保障の質について考えるきっかけとなる内容です。
バリアフリー上映が広がる一方 当事者の「不可視化」も課題に
Japanese Film Projectが実施したバリアフリー上映に関する調査結果が公開されました。字幕や音声ガイドの普及を評価する声がある一方、障害当事者によるクオリティチェックの充実やその役割が十分に可視化されていない課題も指摘されています。



当事者の視点が作品づくりや情報保障の質を支えており、欠かせない存在です。当事者の経験や専門性が反映されることで、作品をより深く楽しめるため、その重要性をもっと広く知ってほしいと思いました。
英国手話と視覚表現を融合した演劇 日本初上演へ
英国手話(BSL)や視覚言語、英語のセリフを用いた演劇『Love Beyond(Act of Remembrance)』が神奈川と高知で日本初上演されます。ろう者の演劇アーティスト、ラメシュ・メイヤッパン氏による作品で、字幕が用いられていないのは、ろう者と聴者が等しく楽しめる体験を生み出すための芸術的な選択だとしています。


それぞれの言語や文化的背景によって、物語の受け取り方に多様な解釈が生まれるという考え方が印象的でした。英国手話や視覚表現を通して、さまざまな人が同じ作品を共有できる舞台に、ぜひ注目したいです。
手話通訳者の高齢化が課題 斉藤里恵議員が国会で質問
自民党の斉藤里恵議員が衆議院厚生労働委員会で、手話通訳者の高齢化と若年層の参入不足について質問しました。厚生労働省は、自治体などに雇用される手話通訳者のうち50代以上が78.7%を占めると説明。情報保障を支える人材確保の課題が改めて示されました。


手話通訳者の高齢化や若年層の参入不足という課題について、国会で取り上げられたことはとても心強く感じました。当事者として、手話通訳者は情報保障を支える重要な役割を担っているからこそ、担い手の育成や働く環境について継続して考えていく必要があると感じました。
盲ろう者支援の担い手育成へ 大学で養成プログラム実施
東京盲ろう者友の会と日本社会事業大学は、盲ろう者向け通訳・介助者の養成プログラムを開始しました。若年層の担い手不足を受け、大学の講義と実習を組み合わせて実践的な支援技術を学ぶ内容で、修了者は東京都・八王子市に登録通訳・介助者として推薦されます。


盲ろう者との関わりや学びの場が広がるきっかけになると思いました。また、通訳・介助者という役割を知る機会が増えることで、盲ろう者の社会参加が広がる取り組みだと感じました。
聴覚障害への理解が進み、少しずつ社会も変化していく中で、新たな課題も見えてきています。手話通訳者や盲ろう者向け通訳・介助者の担い手不足は、多くの地域で共通する課題ではないでしょうか。私の地域でも同様に若い担い手の不足という課題がありますが、少しでも関心を持つ方が増えるよう、活動を続けています。
また、情報保障や社会参加を支えるためには、当事者をはじめ、それぞれの立場で関わる人たちの存在が欠かせません。今回の記事が、その重要性について考えるきっかけになれば嬉しいです。
それでは、次回は6月17日(水)にお会いしましょう!

