「ミルオトで多くのきこえない・きこえにくい人に手伝ってもらってる話。」

こんばんは!Kataです。先日、「スポーツの音を見て楽しむ【ミルオト】」について記事を書かせていただきました。

今日は、ミルオトがどんな人たちによってどのように作られているかを少しお話したいと思います。

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卓球とバドミントンをひたすら収録

このシステムはAIを使って作っているので、学習に大量の映像が必要になってきます。

私たちは7月からつい最近の11月まで、卓球やバドミントンの試合をマイクやカメラを使って大量に収録してきました。
地域の卓球協会やバドミントン協会の皆様にお願いをして、毎週土日はどちらか必ず使って、ひたすら収録をしていました。

収録した後は?

この収録した映像に乱れがないかを確認して、AIに学習をさせるために「データ」を作ります。このデータというのは、特殊な技術を用いるため少しぼかしますが、簡単にいうと「卓球の動作を判別するためのデータ」です。

現在、このデータ作りも佳境に入り、およそ40名の方がこのお仕事に昼夜を問わず作業してくださっています。その中には、実に多くのきこえない・きこえにくい方が即戦力として関わってくださっています。

データは多ければ多い方が良いので、みんな黙々と着手します。昼夜問わず、ただひたすら。グループチャットでの作業の進捗報告を見ると、きこえに関係なく平等に業務を進める姿がそこにあり、自分のプロジェクトながら誇らしい気持ちになります。

仕事ができるかどうかはきこえに関係ない

私は聴者ですが、仕事のできはきこえに関係ないと思っています。さらにいえば、見え方にも関係ないし、巷で言われる様々な「障害」は、仕事において関係なくすることができるのではと思っています。

私が経営する会社「株式会社方角」では、多くのろう者、難聴者が活躍しています。これからも「仕事ができるかどうかはきこえに関係ない」を体現していきたいと考えています。

楽天市場およびAmazonのアソシエイトとして、当サイトは適格販売により収入を得ています。

「ミルオトで多くのきこえない・きこえにくい人に手伝ってもらってる話。」

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