こんにちは、Kataです。前編の記事では東京からエルズルムに2日半かけて向かい、女子のデフフットサルを観戦した話を掲載しました。
後半はカーリング、そして男子デフフットサル決勝戦レポートです。
カーリング
フットサルの会場から車で10分ほどのところにある会場。暖房がきいていないので、とにかく寒い!!!
売店のお茶を飲みながら観戦しました。
カーリングはサッカーや野球などと比べると比較的静かなスポーツなのかと思いきや、諸外国の皆さんはヒュー!と歓声を上げて大盛り上がりしてました。
男子デフフットサル決勝
男子のフットサルが決勝戦に。日本対イラン戦、エルズルムの住民の人たちも集まり、会場は満席となっていました。
イランの応援は掛け声や歓声など、すごいことになってました。負けじとみんなで日本を応援!
結果は2位でしたが、日本勢みんな頑張りました・・・!
トルコデフリンピックを見て率直に感じたこと
会場について
会場同士がとても離れていたため、タクシーで向かうか、歩きで観戦しに行ってました。特に1つの会場はエルズルムのアタテュルク大学という非常に広大なキャンパスで、会場までたどり着くのにかなり時間を要しました。
2025年の東京は交通の便が充実しているので長時間歩くということはないと思いますが、会場同士のアクセスがしやすい環境だとより良いかなと思いました。
競技について
私はカーリングとフットサルしか見れなかったのですが、他にもチェス、アルペンスキー、スノボもありました。
アルペンスキーとスノボは山の中で行われたので一般人が行く術がなかったのは残念でしたね・・・。行ってみたかった・・・。
この旅で得られたもの
スポーツの可能性
私は学生時代、特に運動部など入ったことはなく、特定のスポーツに特別な思い入れなどは正直ありません。しかし今回、耳の聞こえを超えて一緒の試合を観戦した経験がとにかく私の胸にグッときたのでした。
応援の歓声が聞こえるかとか関係なく、各々が感情のままに応援する。そしてそれが世界共通であるということに、深く感動しました。
仲間との絆
私は2023年に世界ろう者会議にも参加したのですが、その際に知り合った韓国のろう者の男性と久しぶりに会い、抱き合いながら再会を喜びました。デフリンピックのような大きな国際大会は、そんな繋がりを再確認できる場所なのだと実感しました。
そして新たデフアスリートの皆さんとの繋がりもできました。みなさん、本当に本当に優しくていい人たちばかり!!
デフアスリートの皆さんからは、心の底からデフスポーツを盛り上げたいという気持ちが伝わってきました。私も何か貢献したい!!そう強く思った旅でした。
次のデフリンピックは2025年東京。熱い大会になることを願っています!!