23歳、人工内耳の右耳装用を決意しました!

こんにちは、キコニワライターのつりざおです。去年は社会人になり忙しくあまり執筆ができなかったのですが、今年はたくさん記事を書いていきたいです!今年もどうぞよろしくお願いいたします。今回はタイトルにある通り、私が右耳の人工内耳手術を決意した理由について詳しく説明したいと思います。現在はまだ手術も受けていないのですが、今後経過などもブログにしたいと思います。

現在のつりざおの聞こえについては、下記の様子です。

  • 2歳の時に左耳の人工内耳の手術を受ける
  • 右耳は補聴器を使用中
  • 聞き取りのほとんどは左耳で行っている

筆者の聞こえについては、こちらの記事で詳しく説明しております!

なぜ今まで右耳に人工内耳を装用していなかったかというと、手術を受けた当時の法律が大きく影響していました。当時は片耳のみ手術が受けられず、聴力が若干悪かった左耳に手術をすることを親が決意しました。ちなみに、現在では両耳とも手術が可能になっています。

手術後は聞こえの練習を行い、左耳だけで聞き取ることにそこまで聞こえにくさを抱いていませんでした。そんな筆者がなぜ23歳になった今手術をしたいと思うようになったか、その理由について説明したいと思います。

目次

理由①:今の聞こえに不満を感じるようになった

これが今回手術を決心する一番大きな理由だと思います。私の人工内耳遍歴については、以下の3回に分けられます。

3歳~中学1年生:背中に背負うタイプの人工内耳をつけていました。

小6あたりで思春期を迎えた頃から、目立つのが嫌で恥ずかしかった記憶があります。

実際に使用していた人工内耳です。iPhone7くらいの重さがあり、本体を母手作りの巾着に入れて背中に背負っていました。

中学1年生〜大学2年生:コクレア社Nucleus6

初めて耳掛け型の人工内耳を装用しました。初めて機種変したときは、もう人工内耳を背負わなくていいという開放感がすごかったことを今でも覚えています。

大学2年生〜現在:コクレア社Nucleus7

Nucleus6の故障をきっかけに、機種変しました。大きな変化として、スマホとBluetooth接続できるようになり電話や音楽がさらに快適に楽しめるようになりました。

現在装用しているNucleus7に機種変してから、以前より聞こえが落ちている気がすると家族から言われたことが最初のきっかけでした。今から1年ほど前に初めてはっきりと言われた記憶があります。通常の会話は問題なくできるのですが、遠くから呼ばれたり、「あ!ちょっと待って!」というようないわゆる「自分の予想外」の状況での反応が悪くなった、と家族が説明してくれました。

自分では、あまり変化は感じていなかったのですが、「言われてみれば・・・」と思い当たる節もありました。特に、機種変した時期が2021年夏と、まだまだコロナ禍だったので、マスクやアクリル板のせいだと思い込んでいた節もあると思います。

実際に指摘をされてから、自分の中でも「こんなに聞き返すことあったけ?」と思うようになりました。通院先の先生に相談したところ、N7にした他の患者さんからも同じような声があると聞きました。私自身の問題だけでなく、人工内耳の機種自体にも原因があるそうです。

理由②:転勤先が通院先に近いところだった

2つ目の理由は、自分のライフステージとタイミングが合ったということがあります。私は2歳の時に大阪の病院で手術を受け、現在も通院を続けています。私の場合は、聞こえの検査や、人工内耳の聞こえ方を調整する(マッピングと呼びます)ために定期的に通院が必要です。大学生の時期は上京していたため長期休暇時に通院していたのですが、現在たまたま大阪に転勤になり通院が容易になりました。

私は将来必ず転勤が発生するため、通院先に近い場所に住んでいる今が絶好のチャンスだ!と思いました。手術後は、マッピングの調整が必要となり、頻繁に通院が必要となります。そのため、仕事の合間でも行きやすい現在の状況はまさに絶好のタイミングだと感じました。

もちろん、今後転勤先で転院をすることも可能なのですが昔からお世話になった先生の方が安心できると思い、今決心に至りました。

理由③:「聞こえたはずの可能性」を諦めたくなかったから

最後の理由は、「聞こえたはずの可能性」を知らないままでいることが勿体無いと感じたからです。右耳に人工内耳を装用することで、聞こえたはずだった可能性を知らないことが勿体無いと思い手術を決心しました。仮に右耳に人工内耳を装用しても聞こえに大きな変化がなかったとしたら、それはそれで諦めがつきます。それでも手術を受けても、今より聞こえが悪くなることはないため、決心しました。

また、社会人になり学生の頃より様々な場に出る機会が増えたことも、より良い聞こえを求めるようになったことも理由の一つにあると思います。例えば大人数でのご飯や、仕事で会議をする場面など、学生の頃よりも不特定多数の人数と接する機会が増えました。そのため、聞こえないことによるモヤモヤを少しでも解消できたらいいなと思い、手術を検討するようになりました。

今後について

今後は、検査をして手術の可否を先生と共に決定します。手術が可能となった場合は、今後の経過や聞こえの変化もブログにしたいと思います!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

兵庫県の片田舎出身。
先天性の感音性難聴で両耳とも100dBを超えています。
2歳の時に左耳に人工内耳を装用。
大学卒業後、日系メーカーで勤務中。
目標は、世界中のユニバとディズニーを訪れることです。

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