キコニワin韓国ソウル(前編)肌で感じた韓国の手話事情

肌で感じた韓国の手話事情

kataです。ご無沙汰しております。この前年が明けたと思ったら、もうあっという間に春が来ましたね。

読者の皆様も、季節の変わり目なので、気をつけて過ごしてくださいね。

さて、突然ですが私は、2月に韓国のソウルに旅行に行っていました。単刀直入に言うと遊びに行っただけなんですが、韓国では韓国手話が言語として国で認められており、韓国語と同じように扱われているんだそうです。そうなってくると、日本の手話の扱い方とは少し違うのではないかと思い、今の韓国での手話事情を現地で見てみたいなと思いました。

そして噂によると日本でいう手話カフェがあるとのことで・・・手話学習者の異名も持つ私としてはぜひ行きたい!と思いまして、潜入してみました。

今回はキコニワin韓国ソウルということで、全2回に分けてお話していこうと思います!

目次

ソウルの地下鉄にて

ソウルには多くの地下鉄が通っています。

主に私は地下鉄で移動していたんですが、地下鉄の中には日本と同じようにモニターがあります。あまり広告は流れておらず、地下鉄の中での注意事項みたいなものが流れているのですが、そこでこのように手話での案内がついていました。

韓国の地下鉄の中のディスプレイ。手話通訳者が大きく手をバツの形にしている

こんな危険なことはしないでくださいね!的な案内ですね。左のキャラクターではなく、右の方が手話をしていました。

韓国の地下鉄の中のディスプレイ。CGの人が手話をしている

こちらはCGの手話です。日本でCGの手話を見る機会ってあんまりないですよね(NHKのサイトでKIKIさんを見るくらい・・・?)

そうそう、夏にチェジュ島で行われた世界ろう者会議に参加したときに、手話のCGの会社があったのを思い出しました。

韓国の手話CGの説明がディスプレイに書いてある

現地に住んでいる手話を第一言語にされている方にとって、このように生活に密着した場所に手話があると安心なんだろうなーと感じます。

ニュースにて

今回撮るのを忘れてしまったんですが、夏に先ほどの世界ろう者会議に参加するために韓国のチェジュ島に行っていた時に、宿泊した部屋にあるテレビのニュースにも手話が必ずついていることを思い出しました。

※夏なので格好がちょっと夏っぽい

テレビ局各社、ワイプの形や表示方法が様々ですが、必要な情報が右下に必ずある生活というのは、安心感が強いのではないかなーと想像します。

日本でも実現するために

おそらくここまで手話の表示が徹底されていると、聞こえる人も聞こえない人も手話がある社会を当たり前に受け入れているのではないかなと思います。

現状日本では地下鉄やニュースなど日常的な場面で手話に自然に触れる機会というのはあまり多くありません。

手話の観点から言うと、日本は韓国をはじめとした諸外国を見習う必要があるのかもしれないなと考えさせられました。

後編はいよいよ手話カフェ潜入!乞うご期待!

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肌で感じた韓国の手話事情

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