Deafセラピストのまとんです!
皆さんはお出かけするとき、ピアスやネックレスなどアクセサリーをつけますか?私は小ぶりなイヤリングと、ゴールドの指輪をよくつけます。アクセサリーにはたくさん種類があって、どれをつけようか迷うのも楽しいですよね!
ピアス、イヤリングから始まり、ヘアゴム、キーホルダーなど、色んな種類があり、どれもお買い求めやすい価格で、関西のマルシェに出店するといつもお客様が絶えないほどの大人気ぶり!どんな人が作っているんだろう?と気になり、ハンドメイドアクセサリー作家の「猫の肉球工房」ことトモコさんにインタビューしました!
ハンドメイドを始めようと思ったきっかけを教えてください。
8年前に子どもを出産した後、育児に追われていて、自分のことはすべて後回しでした。育児も落ち着いたころに、オシャレを楽しみたいと思い、いろんなアクセサリーを見ていました。私自身が金属アレルギーで、当時は金属アレルギー対応のアクセサリーがすごく少なくて、欲しいと思っても、アレルギー対応ではなく、なかなか買えずに悲しい思いをしてきました。それなら、いっそのこと自分で作っちゃえ!と、アクセサリーを作り始めました。自分が作ったピアスを友人たちが見て、「どこに売ってるの?」「私にも作ってほしい」と言われ、友人に作ってプレゼントしたら大好評で、「販売した方がいい」というアドバイスを頂き、そこから販売を始めました。
イベントに出店するようになったきっかけを教えてください。
コロナ禍による対面販売が難しくなり、ネット販売や、常連のお客様に販売をしていましたが、4月からイベント出店のお声をいただくようになって、本格的にイベント出店するようになりました。耳が聞こえなくても、なんでもチャレンジしよう!という精神が小さいころからあったので、イベント出店に対しても、「やってみよう!」とワクワクした気持ちで決めました
猫の肉球工房のアクセサリーは、お買い求めやすい価格ですが、価格にこだわる理由を教えてください。
私が専業主婦で、アクセサリーにお金を払うなら、子どもにお金を使いたいと思っていました。でもママだってオシャレを楽しみたい!買いやすい値段だったら、気兼ねなく買えるかも!
また、子どもも、自分のお小遣いでも買いやすい値段なので、親子共に楽しめたらいいなぁと思って、お買い求めやすい価格に設定しています。
さらに、金属アレルギー対応が多いのもポイントです!
大人も子どもも喜んでくださっている顔を見るのが私の原動力になっています!
作品がうまれるインスピレーションの源はなんでしょうか?
水族館や美術館、空を見てイメージを膨らませています。また、テレビで女優さんがつけているアクセサリーからもヒントをもらっています。もともとアートが大好きなので、いろんなジャンルの種類にもチャレンジしたいと思っています!(ロック系やパンク系にチャレンジ中!)
「猫の肉球工房」の由来を教えてください。
猫が大好きで、特に肉球のぷにぷにしているところがたまらなくて…(笑)猫の手でいろんなものを作っています、というイメージから「猫の肉球工房」と名付けました。モチーフの猫の耳元に、聴覚障がいの「ちょう」という言葉のイメージを蝶々にして、アクセサリーの一部も込めて耳元につけました。
猫の肉球工房として、今後のビジョンを教えてください。
「親子ワークショップ」を開くことを目標にしています。私はデフファミリーで育ちました。そして私の子どもも、3人のうち2人がろうです。私自身もそうですが、ろう・難聴児を育てるお父さんお母さんは、子育てについて悩むこともとても多いと思います。「親子ワークショップ」を開いて、アクセサリー作り等の共同作業を通じて、親子でコミュニケーションを取ったり、同じ悩みをもつ仲間と情報交換をしたりする場を作りたいです。親子の絆を深め、笑顔の時間を増やしたいと思っています。
トモコさん、ありがとうございました!
イベントで何回かご一緒していますが、女性だけでなく、小さな子どもが目をキラキラしながらカラフルなアクセサリーを選んだり、「奥さんに…」と、照れくさそうにしながらも真剣に選ぶ男性のお客様も多かったのが、とても印象的でした。
たくさんのスタッフの方に支えてもらっているから、猫の肉球工房としての活動ができているとスタッフへの感謝の気持ちに溢れていたトモコさん。
スタッフのサポートを受けながら、アクセサリーを通じて、たくさんの人を笑顔にしてほしいと思います!
今後のイベント出店情報は、Instagramをチェックしてくださいね♪