皆さん、こんにちは!
18日と19日は大学入学共通テストがありましたね。受験生の皆さんの努力が良い結果につながることを心から祈っています。お疲れさまでした!
さて、今週の週間ニュースは5つご紹介します!
東京都、大学生が『みるカフェ』を企画と運営・期間限定でオープン!
2025年2月6日から14日までの期間限定で『みるカフェ』が昭和女子大学内でオープンします。企画や運営は昭和女子大学国際手話普及促進プロジェクトと国立大学法人筑波技術大学等のきこえる・きこえない大学生が協働で担っています。共生社会への理解を促進につながる技術の活用の体験を提供します。
『みるカフェ』は、2年前に東京・原宿で期間限定で開催されていましたね。今回は昭和女子大学内でオープンするそうです!音声を見える化したり、振動を音や光に変換したりするなど、さまざまなデジタル技術が体験できるとのこと。興味のある方は、ぜひ行ってみてくださいね!
大阪高裁、逸失利益「将来得られるはずだった収入」100%と判断
大阪高裁は20日、2018年に交通事故で亡くなった聴覚障害のある井出安優香さんが、「将来得られるはずだったの収入」を健常者と同等の100%で計算すべきと判断しました。同高裁は、安優香さんが補聴器、手話や文字を活用し、健常者と同等に働く可能性が十分にあったと指摘しました。
一審での85%計算という判決を破棄し、健常者と同等の100%で計算すべきであるという判決は、安優香さんの尊厳を守るために訴え続けてきたご両親や関係者の強い思いによって実現しました。同時に社会が合理的配慮を提供しながら障害者を取り巻く環境を整備することで、障害の有無に関わらず働く可能性が十分にあることを示した意義のある判決だと感じました。
兵庫県、旧優生保護法による被害を受けた聴覚障害者が補償金を申請
兵庫県在住の80代女性が、旧優生保護法に基づく補償金申請書を提出しました。彼女は生まれつき耳が聞こえず、昭和40年代に周囲の圧力で人工妊娠中絶手術を受けたと自身の経験を語っています。また、「もっと多くの人に申請してほしい」と呼びかけました。県聴覚障害者協会の調査では、他にも被害者がいることが確認されており、今後も支援を続ける意向を示しています。
「知られたくない」という言葉から、辛い経験を語ることがいかに難しく、また心の傷が一生消えないということが痛切に伝わってきました。しかし、卑劣な旧優生保護法を作ったのは国であり、この制度を被害を受けた方々に知ってほしいと強く感じました。
デフリンピックにおいて、情報を伝える方法は?
2025年11月に日本で初めて開催されるデフリンピックで情報の伝達方法は、国際手話通訳者や音声を文字に変換するなどのデジタル技術が活用されます。また、緊急時や災害時の対応が課題で、迅速な対策が必要と話しています。そして、デフリンピック出場が決まった卓球の亀澤理穂選手の意気込みも話しています。
デフリンピックなどの世界大会では、共通の手話として「国際手話」が使われています。しかし、現在、国際手話通訳者は日本全国でわずか14人しかいないことには驚きました。さまざまな課題がある中で、より良いデフリンピックを実現するために尽力していることが伝わりました。そして、卓球選手の亀澤さん、内定おめでとうございます!応援しています!
電話での声が聞こえにくい…文字表示電話サービス『ヨメテル』リリース!
日本財団電話リレーサービスは、2025年1月23日から文字表示電話サービス『ヨメテル』を提供すると発表しました。『ヨメテル』は、聞こえにくい人々のために相手の言葉を即座に文字に変換し、スマホ画面に表示するサービスです。これにより、発話に支障がなくても音声が聞き取りにくい人がスムーズに会話できるようになり、利用者は24時間いつでも対応可能です。
相手の声を文字にして、スムーズにコミュニケーションができるのは嬉しいですね!聞こえにくく、何度も聞き返したり話がズレてしまったりしたときに、『ヨメテル』を利用すると安心できますね。
電話相手の声を文字にする『ヨメテル』が利用開始されましたね!
どんなサービスでしょうか?
難聴者や中途失聴者など、聞こえにくい人が自分の声で伝え、電話の相手の声をリアルタイムで文字に変換して伝えるサービスです。
相手の声を文字にする方法は2つあり、AI(速度重視)と文字入力オペレーター(正確性重視)から自分で選べるそうです。
身体障害者手帳を所持している方だけでなく、電話でのやり取りで聞こえにくい方も対象となっています。
さらに、緊急時にも24時間365日利用できるので、心置きなく利用できますね。
該当する方はぜひ試してみてください!
それでは、良い週末をお過ごしください