こんにちは!編集長のAkkoです。
ドラマ『デフ・ヴォイス 法廷手話通訳士 後編』終わりましたね。ろう学校での問題、主人公の気持ち、いろんな人の気持ちがしっかり描写されていて、見応えのあるドラマでした。もう早速『デフ・ヴォイス 法廷手話通訳士』ロスになっています。続編もあると嬉しいなぁと思っています。
さて、2023年最後の週間デフニュースをピックアップしてお届けします。
NHKドラマ『デフ・ヴォイス 法廷手話通訳士』の最新記事・コーダならではの視点
『デフ・ヴォイス 法廷手話通訳士』制作に関わった米内山さんの記事が載っています。米内山さんも主人公・荒井尚人と同じコーダです。自身と主人公が重なり、色々な心情が描かれています。また、コーダにしか分からない思いもありますので、皆さんに読んでほしい一つの記事です。他にも出演者の記事もありますよ。それも併せてぜひ読んでくださいね。
旧優生保護法による不妊・中絶手術を強いられた聴覚障害者が同様の裁判で傍観するときの情報保障に巡って
悪しき法律・旧優生保護法(1948~1996)はご存知でしょうか?
それに巡って、子どもがほしかった聴覚障害者の人生を奪ったことに対して訴訟するため、同様の裁判を傍観しようと手話通訳者派遣を依頼したところ、市はその裁判の当事者ではないという理由から裁判所が依頼するべきだと断られました。しかし、寄り添うような文章が見られず、本来なら子どもを産んで育て上げ、孫ができたりと幸せいっぱいの家庭を築くはずだった当事者の気持ちはどうなるのでしょうか?一方的にではなく、市も裁判所も1番良い方法を模索することも大切だと感じました。
※有料記事となっているため、毎日新聞の購読者限定となりますので、ご了承ください。
ろう者と聴者がドラマに出演!シェークスピアの名作『夏の夜の夢』
2024年1月3日(水)にNHK・Eテレで放送するシェークスピアの名作『夏の夜の夢』にろう者と聴者が出演します。「この人が聞こえない人、この人は聞こえる人と考えずにみんなが楽しめられる作品となっている」と記載されています。また、聞き慣れない言葉、「ミラー通訳」方法も取り入れており、どのようなドラマになっているか気になりますね〜。私も見ますので、すごく楽しみです!
ソニーストア銀座で小澤忠恭氏によるギャラリートークが手話通訳付きで開催されます!
1月20日(土)に、ソニーストア銀座で写真家・小澤忠恭氏によるギャラリートークが手話通訳付きで行われます。予約が必要なので、写真を撮るのが趣味の方、以下のHPから詳細の確認の上、ぜひ申し込んでくださいね!
舞台手話通訳・字幕付き上演『変身』(フランツ・カフカ) FOURTEEN PLUS 14+
1月19日(金)〜21日(日)に福岡県で『変身』(フランツ・カフカ原作)が舞台手話通訳・字幕付きで上演されます。舞台手話通訳に関する観点も述べている記事となっています。また、パンフレットにも「舞台手話通訳者も一人の出演者として、役者とともに台詞や情景を観客に伝えていく方法でやります」と記載されており、大変興味深いです。
お近くにお住まいの方、ぜひ観に行ってはいかがでしょうか?
以上、5つの記事をご紹介しました。
いよいよ2023年もあと5日となりました〜!
これまでの記事をご覧いただき、本当にありがとうございます。
次回は2024年初の1月9日(火)に週間デフニュースをお知らせします!
では、風邪などに気をつけて、良いお年をお迎えください
キコニワ記事公開のお休みは12月27日(水)〜1月8日(月)までです