皆さん、こんにちは!
最近、陽が落ちるのが早くなりましたね。部活や遊びに行ってた子どもたちの帰りが早くなったのもその影響でしょうか。朝晩と日中の気温差が大きいので、体調には気をつけたいですね。
さて、今週のデフニュース4つをご紹介します!
秋田県、初めて遠隔手話通訳サービスの導入でろう・難聴者の安心と安全を提供
2024年9月1日より秋田県大館市で、ろう・難聴者と聴者をつなぐ「遠隔手話通訳サービス」が開始されました。このサービスは、市役所や病院、消防本部などでの円滑なコミュニケーションを支援し、救急現場でも利用できます。災害時にも対応予定で、ろう・難聴の市民や職員などの聴者が普段からこのサービスを利用して慣れていくことで緊急時の円滑な運用が期待されます。動画もありますのであわせてお読みください。
救急車を呼ばなければならない状況で、現場で救急隊員とのコミュニケーションに利用できるのは非常に助かりますし、救命率の向上にもつながりますね。実際、10年ほど前に私の子どもが熱性痙攣を起こして初めて救急車を呼んだ時、私がパニックになってしまい、救急隊員とのコミュニケーションに少し時間がかかってしまったことがありました。このサービスが全国に広まってほしいと強く思います。
岐阜県、ろう劇団と演劇部の高校生と一緒に手話で演劇
10月14日から開催される『清流の国ぎふ文化祭2024』に向けて、岐阜ろう劇団いぶきと長良高校演劇部の1年生14名が初の合同手話演劇に取り組んでいます。長良高校演劇部は初めて手話を使った演劇に挑戦し、新たな表現方法を学んでいます。公演は10月24日(木)に、2回に分けて行われます。
NHKのニュースで放送され、現在はNHK+で15日まで配信されていますので、見逃した方はぜひこちらの記事と合わせてご覧ください!手話による演劇では名作【ユタと不思議な仲間たち】が演じられます。申し込みが必要と思いますので、『清流の国ぎふ文化祭2024』のHPでご確認の上、申し込んでくださいね。
映画『ぼくが生きてる、ふたつの世界』の著者であるコーダの思い
現在公開中の映画『ぼくが生きてる、ふたつの世界』の著者・五十嵐大さんは、後天的に聴力を失った父親と先天性のろう者の母親を持ち、コーダの葛藤や社会的課題を自らの経験を基に描写しています。コーダの視点は、マイノリティの理解や包摂的な社会の重要性を教えてくれます。
他にも以下の記事もありました。合わせてお読みください。
家族それぞれの形があり、コーダならではの視点は、コーダの子どもを育てている親にとって大変参考になりますし、子どもにとってもロールモデルとなるため、貴重な記事だと思いました。そこから私たち親が何を感じ取り、子どもにどのように向き合っていくか…育児に正解や答えはありませんが、私たち(夫婦)なりの土台はしっかり作っていきたいと思いました。
イギリス、航空会社が誰でも旅行を楽しめられるように取り組んでいるサービスとは?
イギリスのヴァージン・アトランティック航空は、9月26日にイギリス手話(BSL)トレーニングを受けた客室乗務員の搭乗をリクエストできるサービスを発表しました。これはイギリスの航空会社では初めての試みです。聴覚障害者の社会参加を促進するため、BSL研修の継続と機内エンターテイメントの字幕オプションの増加、オンデマンドBSL通訳サービス「Sign Live」を導入します。動画には、聴覚障害のある女子ラグビー選手と双子のコンテンツクリエイターが登場し、BSLを話す乗務員と交流する様子が映されていますので、あわせてお読みください。
イギリスでは、BSLで話せる客室乗務員の搭乗をリクエストでき、安心して乗ることができますね。日本でも、手話で対応できる客室乗務員がいるほか、遠隔手話通訳サービスも導入されています。私は飛行機に乗ることがありますが、手話でのやり取りはまだ経験がないので、いずれは手話でコミュニケーションをしたいと思っています!
海外でも企業が手話や字幕を入れたりとろう者の生活も少しずつ変化が見られますね。
また、ろう者の中には旅行がお好きな方が多くいらっしゃると思います。
私もその1人で、キャンプをしながら当地グルメを巡ったり、観光地へ行ったりしています!私の友達も時間さえあれば、すぐ旅行行きます。時には海外へ弾丸旅行ということも…
そんな時に手話ができる方と会うと、嬉しいですよね〜!
飛行機内で聞こえないと分かると、筆談に応じたり簡単な手話でお話をしたりして、安心とともに居心地良さを感じますね。
今週は三連休ですね!では、良い三連休をお過ごしください〜