週間デフニュース2024/03/01号

週間デフニュース3月

こんにちは!編集長のAkkoです。

今日から3月!本当にあっという間に年度末ですね。そうそう、上のイラストバナーが変わったのですが、気づきましたか?

デザイナーのスノマナさんにお願いして作ってくださいました〜

すごく春らしくて、心も体もリラックスできるカラーに和菓子という組み合わせはたまらないですね〜つられてコンビニで豆大福をあるもの全て買っちゃいました!1日2個、コーヒーと共に食べて、ほっこりしてます

ちなみに、スノマナさんはキコニワライターでもありますので、記事もぜひ読んでみてくださいね!

さて、今週のデフニュースをご紹介します。

目次

福島県内のニュース、デフリンピックカーリング選手へのインタビュー

明日からデフリンピック冬季大会がトルコで開幕されますね〜!出場するカーリング選手へのインタビューとなっています。

学校の先生という仕事をし、生徒たちからのエールを励みにカーリング練習を一生懸命取り組んでいたようです。印象に残ったのは、カーリングは細かな指示や調整をコミュニケーションでとらなければならず、やってみたいけれど一歩踏み出せなかったということです。コミュニケーションが要する場面は諦めるということもやはりあるのでしょう。しかし、コミュニケーション手段を考え、もしくは別の方法はないかを見つけることで、自分がやりたかったことにたどり着くかもしれないと勇気をくれる記事です!頑張れ〜!ニッポン!

東京都内のニュース、全国の地下鉄では初!試験導入「翻訳対応透明ディスプレイ」

昨日から都営大江戸線都庁前駅内の窓口に「翻訳対応透明ディスプレイ」を設置したようです。全国では初の試みで、12の音声言語を透明のディスプレイを通して文字表示、お互いの顔を見ながら案内などの対応がスムーズになる、また今後行われる2025デフリンピック、2025世界陸上で世界から日本に来る方も含めてスムーズな対応ができるように試験として導入したようです。場所を教えてほしいなどの分からないことがあると気軽に聞ける環境があると安心しますね。私も東京に行ったら、寄ってみようと思っています!NHKのニュースウェブサイトにも動画がありますので、ぜひ見てくださいね。

聞こえないから警察も誰も信用されないって、そんなのあっていいの?

この記事を読んだとき、目を覆いたくなるような苦しくて言葉にならなくて、同じ女性として同じ聴覚障害者として心の底から悲しみと怒りを覚えました。

聞こえない女性だけではなく、聞こえる女性もあること、そして泣き寝入り、または捕まったとしても刑期が短いということもあります。嫌な記憶(フラッシュバック)、心の苦しみは一生なのに、やり切れない思いです。

兵庫県内のニュース、高速道路の無人料金所でのコミュニケーション方法は?

高速道路にはETCというデジタル技術を導入、無人料金所が増えてきました。しかし、料金所の案内板では音声主体がほとんどです。現在は遠隔による案内板を導入するところも少しずつではありますが、増えつつあります。兵庫県での取り組みは、筆談やコミュニケーションボードだけではなく、手話も取り入れようということで、聴覚障害者に関する講演と手話習得を行なったようです。聴覚障害者について分かりやすく書かれており、ぜひ読んでいただけたら嬉しいです。そして、目で見る案内板が全国で当たり前のように設置してほしいと願っています。

以上、4つの記事をご紹介しました。

今週も聴覚障害に関する記事が多くありました。その中で以上の記事のように悲しみや怒りの記事もあり、社会からの偏見はまだまだ残っていると痛感しています。例えば、優生思想による妊娠中絶、裁判所での手話通訳者不在など、命は皆平等なのに、聞こえない、障害者というだけで私たちの存在を否定しているように感じます。悲しい気持ちになりますが、それだけに留まらずに、ここで発信して、常に行動していこうと思いました。

明日からデフリンピック冬季大会がトルコで開幕されますね。キコニワライターのFubukiさんもフットサル選手として出場しますよ〜!ガンバレ〜ニッポン!

デフリンピック冬季大会 in トルコ 最新情報など

では、良い週末をお過ごしください

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週間デフニュース3月

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この記事を書いた人

Akkoのアバター Akko 編集長

こんにちは!Webメディア「キコニワ」の編集長・Akkoです。
ろう者、2児のきこえる子どものママをしています。
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Webメディアには、きこえる人の人生観や世界観の記事はたくさんあるのですが、きこえない人や盲ろうの人が作り出す世界観の記事って少ないのですよね。「自分の人生を模索する」「ワクワクする」ような記事を届けたらいいなと思い、始めたのが『キコニワ』です。
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