こんにちは!編集長のAkkoです。
先日はバレンタインデーがありましたね。私はすっかり忘れていましたが、私の娘は下校の時に、友達から手作りのチョコクッキーをもらったと実物を見せながら、笑顔で話してくれました。嬉しそうに話す娘に癒され、さらに「ホワイトデーでお返ししたいな」と友達を想う娘の成長が見られ、嬉しい日となりました。
さて、今週のデフニュースをご紹介します。
デフリンピックを知ろう!ダンス楽曲「しゅわしゅわ☆デフリンピック」
皆さんはデフリンピックについてご存知でしょうか?聞こえない方・聞こえにくい方はほとんど知っていると思いますが、聞こえる世界ではその関係者以外、ほぼ知らない方が多くいます。
子どもから大人まで幅広く広めていこうということから、「しゅわしゅわ☆デフリンピック」手話を取り入れたダンス楽曲が発表されました!YouTubeもありますので、見て踊ってみてくださいね!
1998長野五輪でスキージャンプ団体の優勝の裏舞台では、難聴のテストジャンパーがいた
26年前、1998年長野県で開催された冬オリンピックで、スキージャンプ団体が悲願の優勝が叶ったことをテレビで大きく取り上げられ、話題になっておりました。その裏舞台にはテストジャンパーがいるのはご存知でしょうか?選手が飛ぶ前に、大丈夫かどうか安全の確認をするために飛ぶ人のことをテストジャンパーというのです。そのテストジャンパーの中には難聴の方がいらっしゃったようです。国際大会で優勝の経験がある方でもあります。記事を読んで色々思うことがありますが、「初めて他人のために飛ぼうと思った」が印象的でした。ぜひ読んでみてください。
鹿児島県内のニュース、手話が共通言語のろう重複のグループホーム
全国でも珍しいろう重複のグループホームが鹿児島県にあります。共通言語が音声日本語ではなく、手話なのです!ろう重複とは聴覚障害と知的障害を併せ持つ障害者のことを言います。事業を運営している方は、ろう重複の方のろう学校での生活や卒業後の進路の実態から、必要性を感じ、構想から18年かけて立ち上げたようです。ろう重複の方、手話という言語に特化したグループホームがあることで、安心できる居場所、そこで少しずつ自分の足で歩むことは、社会の構成員の1人としてすごく意義のあることだと思いました。全国でも広まってほしいと思っています。
聴覚障害者の体験談を漫画「忘れられない配達員」
体験談を元にした4コマ漫画ならぬ短編漫画です!皆さんはそういう経験はありますか?
再配達の申し出などをすることがないように指定時間に行くという工夫はすごく良いなと思いました。また、再配達の手間がないというお互いに良いプラスとなっていて、読んでいる私もあたたかな気持ちになる記事です。
群馬県内のニュース、救急隊員とのコミュニケーションの円滑化
事故で大きな怪我をしたり、体に突然の痛みが出てきたりなど救急車を要する場面があり、相手が言ったことを理解できるか、伝えられるかなどの意思疎通できるか、救急隊員だけではなく、ろう者も不安です。私もその中の1人です。なので、双方が理解できるコミュニケーションボードがあるのは大変助かりますし、安心します。そこでは、実施する前に何度も対象のろう者にも試しながら、改善してきたようです。全国にもぜひ取り入れてほしいです。
以上、5つの記事をご紹介しました!
聴覚障害者の体験談について、思い出したことがあります。いつも行っているコンビニやスーパーなどで店員さんが顔を覚えてもらえると、レジ袋やお箸などを見せてきたり、レンジの方に指さしたり、身振りでカードと表現したりと最初の接し方が変わったという経験があるのですが、皆さんはそのような経験はありますか?また、覚えてきたのか分かりませんが、ありがとうと手話で表す方もいました。顔見知りになり、マスクをしていてもコミュニケーションがスムーズでした。その店員さんを見かけなくなると、辞めたんだなと勝手に寂しくなってしまう自分がいます。
暖かくなってきたと思ったら、まだまだ寒いですね。皆さんも風邪などに気をつけて、良い週末をお過ごしくださいね。