税務手続きを直接手話で フランス税務署の取り組み|デフニュース2026/05/20号

5月第3週デフニュースの下に見出しが二つ並んでいます。一つ目「フランスの税務署で手話対応 窓口で直接やり取り」二つ目「聴覚障害の医師が語る 医療支援の課題」

こんにちは!

5月も後半に入り、日中は少し汗ばむ日も増えてきましたね。新生活や連休明けの疲れが出やすい時期でもありますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか✨

さて、今回のデフニュースは7つの記事をご紹介します。

注目記事は、フランス・ディジョンの税務署で始まった手話対応です。税務相談や手続きを、職員と直接手話でやり取りできる環境が整えられており、「手話は特別な対応ではなく、生活の中に自然にあるもの」ということを感じる記事でした。ぜひご覧ください。

目次

フランス・ディジョンの税務署で、職員がフランス手話(LSF)を使い、聴覚障害者への窓口対応を行う取り組みが始まりました。税務相談や手続きを、手話で直接やり取りできる体制を整えています。

自分の言語で質問や確認ができ、その内容が手話で返ってくることは、とても心強いと感じます。以下の記事でも、行政と手話の関わりについて書かれており、あわせて読みたい記事でした。ぜひご覧ください。

聴覚障害の医師が語る 医療支援の課題

聴覚障害のある医師・今川竜二さんが、耳の不自由な人が医療を受ける際の課題について、神戸市で講演しました。診察時の情報共有の難しさや文字・イラストによる「見える化」、手話通訳など支援体制の重要性を伝えました。

文字やイラストによる「見える化」は、聞こえない患者だけでなく、さまざまな人にとって安心して受診しやすい工夫の一つだと感じました。
記事を通して、医療現場にはさまざまな課題がまだあることを改めて感じました。

厚労省へ要望 ろう高齢者の介護支援

全日本ろうあ連盟が厚生労働省に要望書を提出。高齢のきこえない・きこえにくい人への介護では、手話によるコミュニケーション支援が欠かせないとして、介護施設や短期入所事業での「障害者生活支援加算」の引き上げ・適用を求めました。

介護だけでなく、手話によるコミュニケーション支援も一体的に行われており、多くの時間や丁寧な対応が必要とされています。この要望は、利用者だけでなく支援する側にとっても、質の高い介護につながるのだと感じました。

日本財団が「バイリンガルろう教育」の有効性について、文献調査とヒアリングを実施しました。フィリピンやラオスでの調査結果から、手話への早期アクセスや手話で教える人材育成の重要性など、ろう教育における課題と可能性が示されています。

今後の活動への提言にもあるように、「学びの質」や「言語権の保障」は必要なことだと感じました。手話へアクセスできる環境や学習機会が、今後さらに広がっていくことを願っています。

『まんが日本昔ばなし』 手話付き動画を公開

『まんが日本昔ばなし』公式YouTubeチャンネルで、手話付き動画の公開が始まりました。現在は『桃太郎』や『浦島太郎』など10作品を公開しています。

『まんが日本昔ばなし』といえば、私が小さい頃に家族と一緒に見ていたので、とても懐かしいです。当時どのように内容を理解していたかはあまり覚えていませんが、こうして手話付きで配信されるのは嬉しく思います。

黒柳徹子プロデュースのドキュメンタリー映画「心耳〜耳を澄まさぬ表現者たち」が7月25日より公開されます。予告映像では、「手話狂言」の歴史や海外公演の様子、関係者へのインタビューなどを紹介しています。

記事内では、YouTubeの予告動画も紹介されています。稽古風景なども見ることができ、公開がますます楽しみになりました!

盲ろうの4歳児の日常を発信 伝えたいいつもの暮らし

盲ろうの4歳児・いのりちゃんの日常をSNSで発信する家族を取材。人工内耳を通して、感触や音を楽しむ様子や独自のサインで気持ちを伝える姿などが紹介されています。障害を特別なものとしてではなく、日常の姿を知ってほしいという思いも語られました。

いのりちゃんにとってこれが『普通』の世界という言葉がとても印象的でした。ご家族が自然に日常を大切にしている様子が伝わってきます。このような発信が少しずつ広がっていることを嬉しく感じました。


編集後記

今回は、日常の中で自然に手話が使われる場面について考えさせられる記事が多くありました。
私自身、学生の頃にスウェーデンやハワイ、タイを訪れた際、ジェスチャーや現地の手話で自然にやり取りできて楽しかった記憶があります。
日本でも、行政や医療など身近な場面で、手話がもっと自然に使える環境が広がっていってほしいと感じました。
皆さんはいかがでしたか?

それでは、次回は6月3日(水)にお会いしましょう!

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5月第3週デフニュースの下に見出しが二つ並んでいます。一つ目「フランスの税務署で手話対応 窓口で直接やり取り」二つ目「聴覚障害の医師が語る 医療支援の課題」

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この記事を書いた人

CODAの2人を育てる母として日々奮闘中。
読書とキャンプが大好きで、心地よいロケーションで本を読む時間が私の最高の癒しです。
週間デフニュースを中心に、さまざまな情報を発信しています。
よろしくお願いいたします。

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