皆さん、こんにちは!
もうすぐ『手話言語の国際デー』ですね。皆さんのお住まいのところでブルーライトアップされ、イベントもあるかと思います。詳細は『世界のデフニュースNo.6』に掲載されていますので、ぜひご覧くださいね!私も見に行きますよ〜!
さて、今週はデフニュースを4つピックアップしました!
【本の紹介】聴覚障害者が描く発達障害についてのコミックエッセイが発売
聴覚障害のあるくらげさんという方が著者で、9月12日に『ボクの彼女は発達障害』というコミックエッセイが2冊、同時に発売されました!くらげさんの視点から発達障害について述べています。過去に発売されたそうですが、多くの反響があり、医学用語の修正を行い、改訂版として発売されました。
くらげさんはキコニワライターとしても執筆しており、多岐にわたって活躍しています。今後の活躍が期待されます!
大分県、聾学校の子どもたちと芸術を通して交流を深める
大分市で、聾学校の子どもたちと高校生が芸術を通じて交流する授業が行われ、巨大なクモの巣をイメージした作品づくりに挑戦しました。聾学校の子どもたちは、テープを自由に好きな場所に張り巡らせ、楽しそうに交流している様子が動画にも収められています。ぜひご覧ください。
テープを使って、自由に『こんな感じかな』と想像をふくらませていくのは楽しいですよね!動画では、先生と思われる方が腕や体にもテープを巻きつけており、子どもたちの自由な発想に大人も楽しんでいる様子が伝わってきますね!
【本の紹介】手話に興味を持っている小学生に朗報!小学生向けの手話本が発売
9月13日に『写真と動画でわかる はじめての子ども手話』が発売されました!著者は手話フレンズ代表のモンキー高野さんです。すべての表現や単語に動画が付いており、手の動きだけでなく表情や口型もあわせて分かりやすく学べる本となっています。
コーダの子どもがいますが、手話に興味を持っている友達や知り合いがいるので、この本を紹介したいと思いました!
福島県の高校生、全国高校生手話パフォーマンス甲子園出場
9月22日に鳥取県で開催される第11回全国高校生手話パフォーマンス甲子園に出場する福島県の高校生が、創作劇『個性の尊重』を無声音で演じます。週3日という限られた練習時間の中で、細かい手話表現を磨き上げています。外部講師でろう者の根本和徳さんは、「ろう者にも親しみやすい表現になってきた」と評価しています。
生徒自身が台本や台詞を調べて作り上げた作品で、多様な性のあり方を手話劇で伝えようという思いが感じられる記事です。2022年にスタートしたばかりの手話部ですが、そのきっかけについても少し触れられていますので、ぜひご覧ください。
全国高校生手話パフォーマンス甲子園とは、鳥取県で制定された「鳥取県手話言語条例」の理念を実現するため、多くの人に手話の魅力を広めると共に、手話とパフォーマンスを通じた交流促進や地域活性化を目的とし、全国の高校生が手話を使ったパフォーマンスを繰り広げ、その表現力を競います。
まずは応募し、予選審査会に通過すると本大会に出場ができるそうです。詳細について以下のサイトからご覧できます。
https://www.pref.tottori.lg.jp/secure/1347963/hp11kaikousienbosyuutirashiA4.pdf
全国から58チーム(60校)の応募があり、16チームに選ばれました!先ほどの記事にあった福島県の高校もその中に含まれています。おめでとうございます!出場する高校生が本領を発揮できるよう、心から応援しています。
観覧は自由ですので、近くにお住まいの方はぜひ観に行ってください。また、ライブ配信もあるそうなので、遠方の方もご覧いただけますね。私は遠方なので、ライブ配信で見たいと思います!またこちらでお伝えできたらいいなと思っています!詳細は以下のサイトでご確認ください。
https://www.pref.tottori.lg.jp/secure/1361474/tirashi.pdf
では、良い週末を〜