こんにちは!編集長のAkkoです。
全国各地で桜が咲いているところもありますね!
桜と言えば、『ソメイヨシノ』が有名ですね。私は生まれ育った場所の桜は、『八重桜』なので、初めて『ソメイヨシノ』を見たときはすごく感動しました。散り方が違っており、『八重桜』は花ごと落ちますが、『ソメイヨシノ』は花びら1枚1枚ごと、ほんわかなピンクでかわいらしい雪のように散るというその景色には風情があり、心惹かれますね。皆さんの住んでいるところの桜はいかがでしょうか?
さて、今週のデフニュースをご紹介します。
青森県内のニュース、第1回世界ろう野球大会で優勝した日本代表で青森県出身の選手が県知事に報告
第1回世界ろう野球大会が2024年2月24日〜28日に台湾で行われたそうです。5カ国(メキシコ、韓国、台湾、アメリカ、日本)それぞれの代表が台湾に集まり、記念すべき初めての開催で、日本がなんと優勝という大変喜ばしい結果となりました。そのため、青森県生まれの日本代表・尾張圭佑選手が青森県知事に、優勝の報告をしたという記事になっています。この記事からろう野球とはなんだろうと掘り下げてみると、日本ろう野球協会を設立して4年目、世界大会などの試合に出るだけではなく、デフリンピックの競技に野球は入ってなく、その導入に向けての活動、野球教室の開催やろう学校の硬式野球部の普及活動を行っているそうです。また、2年後に行われる第2回世界ろう野球大会の開催地は日本だそうです。ぜひ応援したいですね!
群馬県内のニュース、4月8日(月)〜つつじまつり開催!手話ガイドも
春らしい暖かさに桜も咲き、花見などのシーズンですね。群馬県館林市で行われている”つつじまつり”が4月8日(月)〜5月6日(月)に開催されるそうです!
手話ガイドがあり、つつじまつりの見所などを手話で案内してくれるようなので、行ってみたいですね〜!手話ガイドの日程が決められており、申し込みも前日の午後3時までに、指定の申込用紙に記入して、FAXやメールで申し込んでくださいと記載しています。詳細については以下のURLから確認し、希望の日程を決めてから申し込んでくださいね。
神奈川県内のニュース、国歌『君が代』の斉唱で手話表現の統一を
スポーツの世界大会、入学式や卒業式などで歌われている国歌斉唱『君が代』について、手話版の『君が代』があることはご存知でしょうか?しかし、全国各地によって手話表現がそれぞれ違っており、統一にしてほしいと神奈川県議会に陳情したようです。統一したい理由は、デフリンピックなどに出場する日本代表の選手は出身地がそれぞれ違うので、そのため手話表現も違うということでした。統一することで、同じ日本代表として誇りをもち、団結力を高めることにつながるという記事になっています。確かに国歌の歌詞は全国共通なのに、手話はそれぞれ違うというのは精神力、心を一つにその目標に向かって一緒にやりゆくという意識が少々見えない気がするなと私は思いました。
東京都内のニュース、ゆるりとしたコミュニティづくり「つながり+応援+交流会」
「ゆる〜くつながる交流会、コミュニティづくり」というタイトルに惹かれて、内容を読んでみると楽しい雰囲気が伝わりました。若い方々も来てもらおうと「30歳以上は奢る」という面白いルールがあって、すごく良い案だなと私は思いました!ゆる〜く人と人がつながっていき、そこから深くなっていくこともあるのだなと、改めてつながりが大切だなと感じました。印象的だったのは「聴覚障害者に『何かしてあげる』ではないところが良い」というコメントがあることです。記事の見出しにもありましたが、「障害者に何かしてあげる」という無意識に取り組む方々が悲しいことにたくさんいますので、このような飲み会を設けることで、「聴覚障害者を知り、そして理解する」という良い機会になりますね。
東京都内のニュース、日本ろう者劇団による、目で見て楽しむ手話狂言
先日行われた東京・港区立赤坂区民センターのホールで日本ろう者劇団による手話狂言を公演、それに関する記事となっています。手話で表現の傍ら、狂言師による音声も入っており、手話が分からない方も楽しめるようになっているそうです。手話を勉強中の6歳の子どもも感想を述べており、子どもから大人まで楽しめる工夫もあって、いつか観にいきたいと強く思いました。
今週も興味のある記事がたくさんありました!その中で、特に「ゆる〜くコミュニティづくり」や「手話狂言」は興味深かったです。「ゆる〜くコミュニティづくり」は東京都内だけではなく、全国各地でもできることなので、私の地域にも取り入れたいと思いました。地域では手話を使う場所、手話で交流できる場所が少なく、いざやろうとしてもなかなか集まらないという難しさもあり、なかなか実施できませんでした。しかしこの記事を読んで、意気込むのではなく、目的が明確であれば人数が少なくてもそれはそれで、ゆる〜く交流会を設けることで自ずと聴覚障害者への理解も少しずつ深まるそういう場も大切だと実感しました。その次は「手話狂言」で、伝統のある芸能「狂言」は私が小さいときからテレビで両親が見てたというのもあり、知っていました。しかし、音声なので何を言っているのか分からず、母親から読話による通訳をしてくれましたが、その意図やオチが分からなくて苦手意識がありました。手話狂言はYouTubeで見ましたが、表現はもちろん、体の動きや手の動きに伴っての強弱、物語も見えて大変分かりやすいです。公演日が分かったらぜひ観に行きたいと思っています。
では、良い週末をお過ごしください!