私に衝撃を与えたろう者をテーマにした漫画を紹介!
こんにちは!
先日、ドラえもんが好きな息子のために川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアムに連れて行きました。
私たち夫婦はドラえもんという「漫画」のお陰で表情豊かで心が若い大人でいることができています。今でも「漫画」や「作品」が私たちの生活を豊かにしてくれていることに変わりはありません。
ミュージアムに行ったあとは、ドラえもんの漫画と映画を見たくなりました!
レポ漫画も描いてるので、お時間があるうちに読んでみてください♡
そこでお話が変わりますが、私が小さいときはアニメに字幕がない時代だったので、セリフが分からず寂しい思いをしました。
小学校に入ると、図書館にある漫画という存在を知り、顔のリアクションやオノマトペなどを知り、漫画の世界観に入り込むようになりました。
自分のお小遣いで漫画を買ったり、夏休みにお母さんと一緒にゲオに連れて行ってもらって色々なジャンルの漫画を1週間借りて読んでいました。
絵を書くことが好きだったので、構成や絵柄に衝撃を受けたものはとにかく模写しまくって左手が鉛筆の汚れでいっぱいでした。
私に影響を与えた漫画
- ドラえもん
- ライフ
- 花ざかりの君たちへ
- 有閑倶楽部
- ぬらりひょんの孫
- 魔人探偵脳噛ネウロ
- クレヨンしんちゃん
- 花より男子
- 黒執事
- とめはね!
社内のメンバーたちに影響を与えた漫画は?と質問してみました。
- ピューと吹くジャガー
- インベスターZ
- Dr.NOGUCHI
- 進撃の巨人
- MAJOR
- キャプテン翼
- うた恋い。
- ベルサイユのばら
- 日本人の知らない日本語
- 死役所
- はだしのゲン
- 火の鳥
- 遊戯王
- ドラゴンヘッド
- 21世紀少年
- 世紀末リーダー伝たけし
- ブラックジャック
- スラムダンク
- ハレルヤ
- ルックバック
- これ描いて死ね
などありました。
みなさん、知ってる、または懐かしい漫画がありましたか?
私は読んだことない漫画がいくつか出ていて、特に「これ描いて死ね」のタイトルのインパクトが強すぎて気になります…!イキイキした絵柄のと、カラフルな表紙に惹かれます。時間がある時に読んでみようと思います!
最近、聴覚障害をテーマにしたドラマ・漫画が増えてきましたね!
聴覚障害をテーマにした漫画が以下通りです。
- 聲の形
- 淋しいのはアンタだけじゃない
- わが指のオーケストラ
- ゆびさきと恋々
など・・・
聲の形、淋しいのはアンタだけじゃない、わが指のオーケストラを読みましたが、好きな漫画ランキングに入るくらい気に入った漫画があります。
それは、音のない世界と音のある世界を知る、それぞれを知ろうとする二人の心に触れることができる作品『僕らには僕らの言葉がある』詠里さん。
タイトルと表紙を見ると、聞こえるのか、聞こえないのか、がわからず、野球の話かなと勘違いしますね。
Xでたまたま見かけ、ろう者のそのものに本気で向かい合って丁寧に漫画を仕上げていらっしゃって、とても衝撃的でした。
聞こえる人と聞こえない人の恋愛の漫画が多い中、男子高校生の青春ストーリーの漫画は『僕らには僕らの言葉がある』が初めてだと思います。
その漫画の発売日に早速購入し、読みました。
音がない世界に入ったような、1ページずつめくるたびに涙が溢れそうでした。
“ろう”のピッチャー・相澤真白と“聴”のキャッチャー・野中宏晃のキャラクターの性格がまた良いんですよね。
最初の野中宏晃はなんか嫌な人・・・と思いきや、誰よりも早く聞こえない世界を知ろうとしてくれて、キュンしました。
聴者でも分かりやすい解説があり、大変参考になりますし、理解もより深められる漫画となっています!
聞こえない世界にいる相澤真白にとってはごく当たり前な行動をしていますが、聞こえる人からにとっては失礼に感じてしまうことがあります。
ろう者と聞こえる人の文化の違いがあることを知ってもらえる重要なシーンなのです。
- 指差しについて
聞こえる人=人を指すことは失礼な行為ですが、聞こえない人=手話では会話の中で主語を明確にするために指差はごく普通なのです。
その文化の違いを知っておく良い機会だと思います。
- ろう者誰もが経験しているあの発音指導
相澤真白の母もろう者で、小さい時に発音指導を受けるシーンがあります。
そのろう児からの視線や気持ちを1つ1つのコマが丁寧で、静かな世界だと感じる内容でした。
しかし、聞こえる親は少しでも聞こえてほしい、治して私たちと同じ聞こえるようになってほしい、という気持ちが強く出ているシーンがありました。
このシーンはとても辛かったです。
親のエゴと言うのでしょうか、聞こえないお子さんの気持ちを無視しないで尊重してほしいです。
ねぇねぇ!これを読んでみて!
おぅ、わかった。読んでみる。
(1ページずつ読んでいる)
読み終わった!
感想お願いしますッ!
ろう学校にいた時、聞こえる人と交流試合はよくやってたけど、手話ではなくジェスチャーでコミュニケーションをとっていたなぁ。
でも、真白みたいに手話通訳者がいない中、外で運動するスポーツだとなおさら、スマホで音声認識アプリや筆談でコミュニケーションはとても難しい。野中さんみたいな手話を覚えてくれる人がいないとしんどくなりそうだなと思う・・・。
うんうん。。。ドラえもんの道具のもしもボックスを使って全員手話ができる世界になれたら良いのになって思ったことが数えきれないほどあるなぁ。
耳が聞こえない部分をどのように埋めていくか、真白はそのことを理解していた。
他にも、「聴者の学校に入りたい」だけで終わらせるのではなく、聴者の学校での生活の見通しを立てて、それに向けての前準備を怠らなかった真白が描かれていた。
本には記載していないが、例えば、数学。情報に遅れないようにおそらく予習はしていたのではないか。それが結果出てきところに感心した。
わかる!私たちも大学に進学した時、90分の講義についていけるようにパワーポイントの資料をもらって予習していたな〜。
「その場で情報を得る」ことが一番難しいよね。だから、事前に把握しておくと、理解しやすくなって安心するよね。
そうだね。
また、真白の必死さはただ必死にやるのではなく、相手にとって良い結果でありたいという気持ちが野中さんにとって良い影響をもたらしたのだと思う。最後に、耳が聞こえないから、野中さんはいい人だったのではなく、ただただ相手をリスペクトしたかっただけなんだと勉強になった。
ありがとう!
「リスペクト」が一番大事だよね!ろう者が聞こえる人の世界に入るって結構覚悟がいるし、真白みたいに高校進学したいと息子が言うかもしれないし、状況とかすごく参考になると思う!
確かに。小学生くらいになったら読ませたいね!
最後に
相澤真白と野中宏晃の住む世界は違うけれども、2人に通じ合える言葉が生まれた瞬間のところが大好きです。また、「聞こえないから助けないと」ではなく「たまたま話したい、友達になってみたい」と思ったらその人だったということだけです。実は私にも、似たような過去がありました。
小学1年から書道教室に通っており、周りは聞こえる子だらけで聞こえない人は私だけです。
同じマンションに住んでいて同じ年で同じ書道教室に通っている女の子がいました。
話しかけてみたいけど勇気を出せない日々が続き、とある日、その女の子からお手紙をもらいました。
そのお手紙には、聞こえない私ではなく、ありのままの私を見て書道のライバル相手として、友達になりたいという女の子の気持ちにグッときました。私にとって一生の宝物です。