こんにちは!

暑さも少し落ち着いてきましたが、蒸し暑さはまだ続いています💦 水分をこまめにとって、熱中症に気をつけてくださいね🥤

さて、今週のデフニュースは5件に加え、2件のイベント情報をお届けします✨

注目記事は、映画の紹介にあわせて、試写会後の舞台あいさつの情報保障として字幕が表示された内容です。デモンストレーションであると述べられていますが、手話通訳者の配置や日本語字幕があることで、聞こえる人だけでなく聞こえない人も観覧できる機会が増え、結果的に多くの方に作品を楽しんでもらえるだろうと思います。

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映画「ライフ・イズ・ビューティフル・オッケー」が10月4日公開。全シーンに日本語字幕を付け、日本語と日本手話を織り交ぜた作品です。俳優のレオも出演し、日常の中に自然にある多様なコミュニケーションの姿を描いています。

映画上映後の舞台あいさつで、字幕による情報保障が試みられたのはとても嬉しく感じました。これまで舞台あいさつで字幕が用意されることは少ないので、今回の取り組みが一般に広がっていくことを願っています。

NHK番組「ただいま30DAYS」が北海道・白老町を再訪。以前に訪れた地を巡りながら交流を深め、ゲストハウス“たらこ湯”を共同経営する吉原和香奈さんや、その知人であるろう学校関係者との集まりも紹介。地域の新たな魅力や人々のつながりが伝えられました。

ゲストハウス“たらこ湯”は私が訪れたい場所のひとつです。番組では白老町の魅力がたっぷり紹介されていて、ますます行きたくなりました。また、キコニワの職業ガイドブックでも吉原さんを紹介していますので、あわせてご覧ください!

触覚で編み結ぶ歩みの一足 “触結草履”が原宿のirotoaにで発売開始

横浜の地域作業所わくわくわーくで働く盲ろう者が手がける新製品<触結草履>が、インクルーシブブランド「irotoa」に加わりました。再生着物を用いた一点物で、編み・結びの作業を重ねて完成させる室内履きです。9月からirotoaコラボレーションストア原宿で販売されています。

洗練されていて目を引くおしゃれな草履ですね!海外の方にも喜ばれそうですし、ベランダや室内、冬の季節にも活躍しそうだと想像しました。お店にも訪れてみたいと思いました。

高校生4人が「SOSカード」を開発 災害時や日常の困りごとに対応

大阪市の高校生4人が2年かけて「SOSカード」を開発しました。災害時や日常の困りごとに使える18枚のカードで、筆談や「呼ばれたら教えて」など当事者の声を反映。試行錯誤を重ね完成し、大阪・東淀川区役所で配布が始まりました。

当事者の意見を反映して試行錯誤しながら作り上げたことは素晴らしい取り組みだと思います。新たなカードができたときは加える、自分に合わせてカスタムもできそうなので、使ってみたいと思いました!NHK+(見逃し配信)でも放送していますので、あわせてご覧ください。

デフリンピック日本代表選手の記事をご紹介

【ボウリング】進藤隆夫選手がデフリンピックへの意気込みを語った記事をご紹介(動画あり)


編集後記

9月9日と言えば、「防災の日」ですね。

過去の災害を振り返る中で、障害者の困りごとも可視化されてきました。そして、各地でさまざまな方法による解決策が模索されています。

私は、ある講演会で、障害者✖️防災をテーマにしたお話を聞く機会があり、「なるほど」と感じました。講師は、「災害が起きたときは、障害の種類に合わせた支援を優先することが大切」という話です。たとえば、左隣に視覚障害者、右隣に聴覚障害者が住んでいる場合、火事や地震が起きたとき、どちらを優先して助けるかを考えることが重要だと教わりました。もちろん、自分自身の安全を確保しながら支援することが前提です。

私自身の経験でも、夕方近くに近所で火事が発生したとき、カーテンを閉めていたため気づかなかったのですが、子どもが近くにパトカーや消防車の音が聞こえると言われ、外に出て確認したところ、川を挟んだの向こうの建物が激しく燃えているのが見えました。もし、子どもが知らせてくれなかったら気づかず過ごしていたのかもしれないと思うと、ぞっとしました。

家族と防災について再認識し、協力し合う大切さを改めて考えさせられました。

三連休は広い範囲で雨の予報です☔ 雷や蒸し暑さにも気をつけながら、ゆったりと良い休日をお過ごしください✨


【デフリンピック開催前トークイベント】手話通訳士の魅力を深く知ることができるトークセッション開催!

東京2025デフリンピックを前に、現場で活躍する手話通訳士の専門性ややりがい、舞台裏を知るトークセッションを、9月28日に調布市で開催。事前申し込みが必要ですので、詳細は以下のサイトをご確認ください。

【受講者募集】ろうナビゲーター養成プログラムが開講!

日本の美術館や博物館で活動するろう者ナビゲーターを育成する講座を、10月から開講。対話型鑑賞の手法を取り入れ、ろう者同士の豊かなコミュニケーションや鑑賞体験を生み出す力を養います。詳細は以下のサイトをご覧ください。

楽天市場およびAmazonのアソシエイトとして、当サイトは適格販売により収入を得ています。

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この記事を書いた人

CODAの2人を育てる母として日々奮闘中。
読書とキャンプが大好きで、心地よいロケーションで本を読む時間が私の最高の癒しです。
週間デフニュースを中心に、さまざまな情報を発信しています。
よろしくお願いいたします。

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