8月5週目の聴覚障害にまつわる週間デフニュース

こんにちは!

今週末で8月が終わり、9月が始まりますね。全国各地で猛暑や災害続きだったので、災害なく暑さも少しでも和らぎますように…。

さて、今週のデフニュースは6件に加え、2件のイベント情報をお届けします✨

注目記事は、手話のできる美容師さんとのやり取りの記事です。Instagramで手話でのやり取りの様子を発信しています。接客の場で手話ができる人がいると安心できますし、色々聞けますよね。私は、手話のできる書店員さんに出会ったこと。手話がわからなければ筆談に切り替えるなど自然に対応してくれました!

目次

手話で丁寧にカウンセリングする美容師YAMATOさんが、聴覚障害があるモデルの「ホワイトにしたい」という希望を受け施術。過去のカラー履歴による難しさを考慮し、ミルクティー色のボブに仕上げました。手話で会話をしながら希望のヘアスタイルを形にしています。

SNSのInstagramで見ましたが、手話でカウンセリングしながら、自分の髪質やカラーのこと、これからどう変わっていくかを見て分かる会話になっています。私も行ってみたいです!

水泳ジュニア選手の玉造珠宇さん(小学6年生)は、デフリンピックやオリンピックを目指し練習に励んでいます。小学3年生のとき、夏休みの自由研究で自分の「聞こえ方」、人工内耳の仕組みや家族との経験を調べ、「ぼくのトリセツ」をまとめました。

「聞こえないのは普通のこと。でも、なんで聞こえないんだろう?」という疑問を調べ、自分を知る過程はとても意義があると感じました。彼の「自分のことを調べるって面白い!」という言葉が特に印象的でした。別の記事では水泳選手としての挑戦や将来の夢についても語られているので、ぜひご覧ください。

韓国で進む障害アートのアクセシビリティ──現状と課題

障害アートのアクセシビリティについて、韓国では「バリア・フリー」から「バリア・コンシャス」へと転換し、障害者が主体となる芸術活動を制度的に支援。数値目標を伴う政策や専用機関、展覧会での試行など、日本にない実践が進んでいます。

韓国では当事者が中心となって活動、国の制度や支援が大きな力となっているのが印象的でした。日本でもこうした仕組みを参考にし、障害と芸術を結びつける場がもっと広がってほしいと思います。

「障害に関係なく人々をつなぐ場」に──児玉さんの取り組みに密着

宮崎市で聴覚障害の児玉真弥さんが企画した映画「わたしたちに祝福を」の上映会が開催。旧優生保護法や手話禁止の時代を背景に、聴覚障害者の生きづらさを描く作品で、県内外から約180人が来場されました。障害に関係なく人々をつなぐ取り組みとして、児玉さんは今後もイベントを続けていくと話しています。

前回のデフニュースで取り上げましたが、今回は上映前後の児玉さんの活動に焦点を当てています。ろう者の歴史が多くの人に伝わったことに、深い感銘を受けました。

佐賀県立ろう学校で初開催「ダイアログ・イン・サイレンス」、約300人が体感

佐賀県立ろう学校で、音に頼らず身ぶりや表情で対話する体験型イベント「ダイアログ・イン・サイレンス」が初開催。約300人が参加し、聴覚障害者と地域の交流を通して、言葉に頼らない多様なコミュニケーションの楽しさを体感しました。

ろう文化を継承する学校と地域の接点をつくる意義を強く感じました。地元の方々に手話やろう文化を深く知る良い機会になり、全国でもこうした体験が広がってほしいと思います。

デフリンピック日本代表選手へのインタビュー記事をご紹介

【陸上】走幅跳の須山勇希選手と400メートル、4×100メートルリレー、4×400メートルリレーの足立祥史選手へのインタビュー記事(動画あり)

編集後記

韓国での障害アートのとらえ方は日本とは少し異なり、私自身も学ぶことが多くありました。

韓国では障害者が主体として関わることが政策にも反映されており、努力義務ではなく「義務」として位置づけられています。つまり「障害者の芸術活動を支えるのは社会」という考え方が明確に示されているのだと思います。また、展示や公演の実施が制度的に定められているため、活動が継続しやすく、ろう者も芸術活動に集中できる環境が整いつつあるように感じます。

一方、日本でも政策はありますが、努力義務にとどまり、活動が一時的になったり、地域差が生じたりする課題があります。

記事にあった「バリア・コンシャス」という考え方も印象的でした。壁を完全になくすことは難しくても、どう共有しながら共に生きるかを意識すること。例えば「音のアラームと振動を組み合わせる」「動画に音声と字幕をつける」といった、「すべての人が同じ方法」ではなく、「それぞれ違う方法がある」ことを社会全体で受け入れていくことが大切だと感じました。

それでは、良い休日をお過ごしください✨


【テレビ】#ろうなん9月号放送!テーマは「美容相談」

9月3日(水)夜8時から放送されます。テーマは『美容相談』で、どのようなサービスがあるのか注目です。ぜひご覧ください。

【デフリンピック応援】神奈川県で開催!「東京2025デフリンピック直前イベント&壮行会inかながわ」

令和7年10月13日(祝日・月曜日)11時〜「東京2025デフリンピック」開催直前のに、デフリンピック直前イベントと県ゆかりの日本代表選手壮行会を、入場無料・予約不要・手話通訳ありで開催します。

楽天市場およびAmazonのアソシエイトとして、当サイトは適格販売により収入を得ています。

8月5週目の聴覚障害にまつわる週間デフニュース

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

CODAの2人を育てる母として日々奮闘中。
読書とキャンプが大好きで、心地よいロケーションで本を読む時間が私の最高の癒しです。
週間デフニュースを中心に、さまざまな情報を発信しています。
よろしくお願いいたします。

目次