こんにちは!
明日から4連休ですね!皆さんはどんなふうに過ごす予定ですか?私は、子どもの習い事の送迎に加えて、暖かくなってきたので衣替えもしようと思っています✨
さて、今週の週間ニュースは7つご紹介します!
手話×舞台芸術の祭典『手話のまち 東京国際ろう芸術祭2025』第一弾プログラム公開!
一般社団法人日本ろう芸術協会は、『手話のまち 東京国際ろう芸術祭2025』の第一弾プログラムを発表しました。手話と視覚言語を軸にした国内唯一の国際舞台芸術祭で、演劇や映画など多彩な作品を通して、手話とろう文化の魅力を広く発信します。チケット販売は5月17日(土)から開始予定です。


第一弾プログラムは、魅力がいっぱい!まちのあちこちで手話が見られるなんて、本当に嬉しいことです。第二弾プログラムは夏頃に発表とのこと、それも楽しみですね〜!
大阪・関西万博の開会式に手話通訳なし、「なぜまた戻るの?」と訴えの声
大阪・関西万博の開会式に手話通訳がなかったことを受け、NPO法人インフォメーションギャップバスターと手話推進議員連盟が、政府やNHKなどに対し、国民的行事のテレビ放送に手話通訳を付けるよう要望しました。東京五輪では閉会式から手話通訳が導入されましたが、今回の万博では「後退した」と懸念の声が上がっています。





私たちろう者も国民の一員なのに、ふりだしに戻されたような気持ちです。東京五輪での要望が1度だけでは十分でなく、当事者団体などが再び声を上げなければ国は動かないのかと思うと、とても残念です。こうした現状が報じられることで、手話通訳や情報保障の大切さが広まり、より多くの人に関心を持っていただけると嬉しいです。
万博のステージに『12人のとびだす会社員』、ろう社員も共演
オフィス家具メーカー「株式会社オカムラ」の社員による劇団「ザ・オカムラ座」の旗揚げし、大阪・関西万博で公演を行いました。社内公募には100人以上が応募し、「自分らしく活きる人を増やし、笑顔があふれる社会」という同社の使命を体現するために、選ばれた12人が『12人のとびだす会社員』として演劇に挑戦しました。その中には、ろう社員も劇団員として参加し、舞台を作り上げました。





ろう者も聴者も関係なく、「社会に着せられた自分の殻を破り、ありたい自分」という言葉が心に残りました。公演は終了しましたが、次回の開催も見てみたいです!
もうひとつのWBC──世界ろう野球大会(WDBC)とは?
WBC(大谷翔平選手も出場し、世界一に輝いた世界野球大会)と同様に、2年に1度開催される、もうひとつの世界大会が「世界ろう野球大会(WDBC)」です。2024年に台湾で初めて開催され、日本が初代王者になりました。野球文化とろう文化が交わる、熱くて奥深いプレーが魅力です。





2026年には日本で開催とのこと。ぜひ現地で応援したいです!連覇はもちろん、デフリンピックの正式種目として採用される日が来ることも、心から願っています。
「仕方なく始めた陸上」が人生を変えたアスリート、デフリンピックへ挑む
東京デフリンピックに向け、陸上短距離の坂田翔悟選手が注目されています。ろう学校で陸上に出会い、努力を重ねて日本代表に選出。2024年に行われた第5回世界デフ陸上競技選手権大会で金メダルを獲得し、今大会でも活躍が期待されます。家族などの支えを力に、日々頑張っています。





5月5日(祝・月)と5月6日(祝・火)に、埼玉県熊谷市で日本代表選手の最終選考競技会が開催されます。選手たちの熱い挑戦を、ぜひ現地で応援してみませんか?お近くの方は足を運んでみてくださいね。
第22回日本デフ陸上競技選手権大会
石破総理夫人、フィリピン国立ろう学校を視察し子どもたちと交流
石破総理夫人がフィリピン国立ろう学校を訪問し、草の根・人間の安全保障無償資金協力で建設された学生寮を視察しました。子どもたちの歓迎を受け、英語やフィリピン語の手話を教わりながら、子どもたちやその家族と交流しました。



教育や暮らしの支援、そして手話による教育を、子どもたちの未来にしっかりつながっていくことを願っています。
龍野発!誰でも楽しめる観光をめざして──ユニバーサルまち歩きガイド完成
兵庫県たつの市・「龍野まち歩きガイドブック」が完成しました。地元愛と観光への想いがつまった全38ページには、バリアフリーや筆談対応などの「ユニバーサルツーリズム情報」が満載です。誰もが安心して訪れられる龍野観光の新しいかたちを提案しています。





車椅子や耳マークだけでなく、お湯の提供もあり、赤ちゃん連れの家族も嬉しいですね。旅行がもっと楽しめそうで、行きたい場所のひとつになりました!
今回の記事に登場した、オフィス家具や空間デザインを提供する「株式会社オカムラ」の取り組みに心を惹かれました。
「協力」や「支援」というかたちで、企業と演劇団体がつながっていることが多い中で、
株式会社オカムラは、自ら劇団を立ち上げ、社員が劇団員として演劇活動を行うというユニークな取り組みを行っています。
その名も「ザ・オカムラ座」。


「働く環境に彩りを添える演出家である私たちが、自分が活きる舞台を創る」
「社会に着せられた自分の殻を破り、ありたい自分を本気で演じてみる」
こうしたメッセージのとおり、12人の社員が、それぞれの想いをありのままに表現しており、舞台を観ていなくてもその熱量が伝わってきます。
Instagramでは、「自分らしく活きる”未来の働き方”」をテーマに、ユニークに発信がされていて、楽しさと魅力にあふれています。ぜひあわせてご覧ください。
それでは、素敵なGWをお過ごしください