皆さん、こんにちは!
3月3日といえば、ひな祭りはもちろん、耳の日でもありますね。全国各地でイベントが開催されたと思います。私も地元で参加し、久しぶりに会う方々と楽しい時間を過ごしました〜!
さて、今週の週間ニュースは7つご紹介します!
NHK、『スマホで「超」入門!きょうから話せる手話ドリル』発売中!
NHK「みんなの手話」監修者・佐沢静枝氏と數見陽子氏、手話モデル那須映里氏による、とても分かりやすい”手話ドリル”が発売されました! 動画を見て、繰り返し練習することで、基本表現を身につけられます。


手話初心者に最適な本ですね!手話を覚えたい方や職場の方に、おすすめしてみてはいかがでしょうか?
本の情報へClick!
埼玉県、中学校で『手話狂言』のワークショップが行われる
埼玉県富士見市の勝瀬中学校で、中学生約200人が手話を使った狂言を体験しました。日本ろう者劇団の江副悟史代表らが手話でせりふを表現し、狂言師が声を添える形で披露しました。生徒たちは手話狂言での自己紹介を実践し、「手話の幅広さを感じた」と感想を述べました。





「このあたりのものでござる」という自己紹介のせりふがあることを初めて知りました。手話狂言が開催されたら、ぜひ観に行きたいと思います!
手話狂言の開催情報へClick!
鹿児島県、小学生が手話を学べるアプリを開発し受賞!
「2024年度全国選抜小学生プログラミング大会」で、鹿児島県代表の富田純白さん(小5)が手話学習アプリ「Hands Talk」でJBS賞を受賞しました。指文字や基本表現を学べるアプリを約4カ月で制作し、「多くの人に手話の魅力を知ってほしい」と語りました。





「自分の母がろう者と話しているのを見た」のがキッカケで手話に興味を持ち、開発したそうです。手話で会話しているだけで、何かしら広がり、つながっていくのは嬉しいですね!
エンタメ業界での合理的配慮、“コンサート手話通訳”の重要性を知って
通訳の専門性の認識不足により、長谷川さんは無報酬で活動してきましたが、合理的配慮の義務化を受け、情報保障を進める企業が増え、コンサート手話通訳の導入が進みました。課題は残るものの、音楽を誰もが楽しめる社会への一歩が踏み出しています。





コンサート手話通訳の取り組みが企業主導で進み始めたのは、大きな変化だと感じました。長谷川さんをはじめ、聴覚障害者のために尽力してきたことに、感謝の気持ちでいっぱいです。
NHK、『手話で楽しむ みんなのテレビ』3月12日に放送!
NHKの人気番組「EMERGENCY CALL~緊急通報指令室~」が手話で楽しめるコラボが放送されます。年間およそ30万件の通報が寄せられる横浜市消防局に密着し、緊迫した通報対応や状況を手話で伝えます。通報者とオペレーターのやり取りを、生命を守る現場の様子と共に描く。





緊迫した通報者とオペレーターのやり取りを、手話を通して知ることができます。私たちが見えない裏側で何が起きているのか、きっと見応えがあるでしょう。
京都府、スポーツ”モルック教室”で学びながら楽しむ
3月1日に京都府福知山市で、聴覚障害者向けの”モルック教室が開催されました。モルックはフィンランド発祥のニュースポーツで、参加者は字幕付きの動画でルールを確認し、手話でコミュニケーションを取りながらゲームに楽しく挑戦しました。





キャンプ場などで見かけるモルック!子どもと一緒にワイワイ楽しんだ記憶があります。ぜひ、試してみてくださいね!
NHK、”おかあさんといっしょ”の映像に手話通訳と字幕つきDVDが5月発売へ
「おかあさんといっしょスペシャルステージ」の映像に手話つき・手話なしを選べるDVDが5月28日に発売する予定です!また、バリアフリー日本語字幕の有無も選べることができ、誰でも楽しめる内容になっています。



子どもが小さい頃に見ていた番組「おかあさんといっしょ」が手話付きでDVD化へ!今は子どもが大きくなり見なくなりましたが、親としてすごく嬉しいですね!
演劇などのエンタメ業界で手話通訳や字幕付きの表示が見られるようになりましたね。
私が中学か高校のとき、学校の取り組みの一環で演劇を観ることになり、初めて「ヘレン・ケラー」や「翼をください」を観ました。
「ヘレン・ケラー」はなんとなく理解できましたが、「翼をください」は分かりませんでした。その後、内容が気になり、図書館から本を借りて、「あの時の動きはこういう意味だったのか」と思い出しながら読みました。
また、友達(ろう者)に誘われて行ったコンサートでは、どこを歌っているのか、どんな話をしているのか、楽しむことができませんでした。
このような経験から、演劇やコンサートは自分とは縁のないものだと思っていました。
しかし、日本ろう者劇団の演劇を初めて観て、手話による演劇が大好きになりました。
今回の記事“コンサート手話通訳”の必要性を訴えている方がいることを知るとともに、私のこれまでの経験から何も活かしてない、素直に声をもっとあげればよかったのに、と恥じました。
今後はコンサートや演劇で手話通訳つきがあったら積極的に参加しようと思いました。
ショート映画の中に以下の映画が含まれています!
- 『サイレント・チャイルド』ヘルパーと聞こえない子どもの物語
- 『フィーリング・スルー』盲ろう者と青年の物語
ぜひご覧ください。
それでは、素敵な週末をお過ごしください