皆さん、こんにちは!
梅雨入りしましたね〜!どんよりと暗い、少し肌寒い日もあれば、すごく暑い日もある梅雨時期では、頭痛がしたり、だるかったりなど最も体調が崩しやすい時期でもあり、「梅雨だる」とも呼ばれているそうです。在宅ワークをしている私は体調に気をつけていますが、やはり頭痛やだるさを感じることがあります。そんな時は休んだり、ネトフリで映画を見たりなど好きなことをしてリラックスするようにしています
さて、今回は3つのニュースをご紹介します!
映画『ぼくが生きてる、ふたつの世界』、第26回上海国際映画祭に出品
「エフィラは泳ぎ出せない」などの本の著者でもある作家の五十嵐大さんは、耳の聞こえない両親のもとで育ったコーダです。その五十嵐大さんの物語でもある『ぼくが生きてる、ふたつの世界』が映画になり、俳優の吉沢亮さんが主人公の五十嵐大さんを演じました。母役は忍足亜希子さんが演じています。この映画作品を第26回上海国際映画祭に出品しました。吉沢亮さんは、役作りで大変だったことは会話を成立するために手話と共に表情も表現しなければならないと述べています。
コーダにまつわるドラマや映画が増えてきて、嬉しいですね!この映画は9月20日から順次全国上映するそうです。早く上映日にならないかなと待ち遠しいです!
コーダでもある五十嵐大さんは「エフィラは泳ぎ出せない」の他に「しくじり家族」「ろうの両親から生まれたぼくが聴こえる世界と聴こえない世界を行き来して考えた30のこと」という本も出版しています。また、映画と同じタイトルで「ぼくが生きてる、ふたつの世界」という本も7月11日に発売されるそうです。これは大注目ですね!読みたいと思います。
ACジャパン広告で手話付きCM、7月1日からスタート
公益社団法人ACジャパンの2024年度公共広告作品として、手話付きCMが7月1日から全国放送することが決まりました。テーマは「不寛容な時代〜エンパシーをヒントに」で「決めつけ刑事(デカ)」という作品で、SNSから噂話などから不確かな情報の上で、判断することに対して警鐘を鳴らしていくという内容となっています。このCMは聴覚障害者に対する情報格差の解消を目的として手話とオープンキャプション(字幕)が付き、放送されます。
手話付きCMと言えばACジャパンと思い浮かぶのではないでしょうか?前回のCMは、NHKのEテレ「みんなの手話」に出演している森田明さんが出ていましたね。7月1日から那須映里さんが出演されるとのこと、すごく楽しみです。字幕付きのCM、またはリモコンにある字幕をオンにすれば見られるCMがありますが、このような手話付きのCMがもっと増えていくと、手話を使う方もいると知っていただくきっかけになれたら嬉しいなと思います。
沖縄県、小学校で「難聴とは?」アニメで学ぶ難聴の理解普及
沖縄県内の小学校で「なんちょう なんなん♪」(難聴 何なん?)というアニメで、聞こえない、聞こえにくいことで困っていること、不安に感じていること、そして解決や対応方法をアニメで分かりやすく伝えていました。この記事は会員でないと最後まで読むことはできないのですが、小学生でも分かりやすく、イラストも文字も絵本のような雰囲気のアニメは大変意義のあることだと思い、皆さんにもぜひ知ってもらいたいとピックアップしました。その取り組みについて、2つ目のサイトにもありますので、併せてご覧ください。
難聴に対する理解を促進するアニメは誰でも分かる絵本のような雰囲気で、最後にはお互いが手を取り合って楽しい世界を作ろうという前向きな気持ちになりました!
いかがでしたか?
「なんちょう なんなん♪」難聴について分かりやすく伝えているアニメなので、ぜひ多くの方に知っていただけたら嬉しいなと思っています。
私は地元で聞こえないことについての理解促進を広める活動をしており、困ること、そしてその上で理解し配慮をしなければならないとこれまで伝えてきました。このアニメを見て、私は当事者なので「分かる分かる〜!」という共感でしかないのですが、聞こえる人にとっては初めて見る世界だと思います。それを考えたときに、配慮しなければならないだけではなく、聞こえる皆さんができることは何なのか、できることから始めてそこから手を取り合って楽しい世界を作っていくのも楽しいなと思いました。
では、良い週末をお過ごしください