こんにちは!
年度初めを迎え、入社式が行われる一日となりました。社会人として一歩を踏み出す皆さん、おめでとうございます🌸
入学や進級を迎えた皆さんも、おめでとうございます✨
さて、今回のデフニュースでは4つの記事をご紹介します。
注目記事は、全国技能大会で銀賞を受賞した家具職人の取り組みを紹介しています。日々の仕事の中で培われた技術や工夫、職人としてのこだわりが語られています。ぜひご覧ください✨
全国技能大会で銀賞 家具職人が実力を示す
長崎市の家具職人・田中匠貴さんは、全国障害者技能競技大会で銀賞を受賞しました。船舶用家具を手がけ、音の代わりに振動や目視で状態を判断し、精度の高い作業を実現しています。次は金賞と技能検定1級の取得を目指しており、「納得するまで家具の質に妥協しない」と手元の紙に丁寧な字でつづりました。


銀賞受賞おめでとうございます!大分県にある図書館のカウンターも手がけられたとのこと、また、音の代わりに目視や振動などで工夫されており、田中さんの家具制作に丁寧に向き合う姿勢が伝わってきました。今後のご活躍も応援しています。
島で受け継がれる「宮窪手話」 独立した言語であると示す
愛媛県今治市・大島で使われる「宮窪手話」を、関西学院大の矢野羽衣子客員研究員が研究しています。ろう者と聴者が共有する手話として言語学的特徴を分析し、日本手話の方言ではなく独立した言語であると示しました。


「宮窪手話」を使うろう者が現在4、5人に減っていることに驚きました。この地域で生まれた言葉として、記録に残していく大切さを感じました。
映画「私たちの話し方」 ろう者の多様な姿を描く
映画「私たちの話し方」は、異なる背景をもつ20代のろう者3人を通して、多様なあり方や考え方を描いています。手話を中心にしたコミュニケーションや価値観の違いに焦点を当て、ろう者を一括りにできない現実を示しています。


記事内の「さまざまな意見をもつろう者の話は、もっと語られるべきものだ」という言葉に共感しました。ろう者にも多様な背景や考え方があり、コミュニケーションのあり方も一つではないことを知るきっかけになると感じました。
漫画「文ゆかば」 戦時下の日常を描く物語
漫画「文ゆかば」は、戦時中にろうの少女・文が女中として働く日々を描いた作品です。聴者の視点も交えながら、手話や日常のやり取りを通して、異なる立場の中で生まれる気づきを丁寧に表現しています。作者は、聴覚障害者の戦争体験の文献が少なく、記録として残せていない現状にも目を向け、作品に反映しています。


作者の「文のように生きていた人はいたはずなのに、見えなくなってしまっている」という言葉が心に残っています。戦時中にどのように日々を過ごしていたのかを想像しながら読み、当事者としてもその情景が身近に感じられました。
記事で紹介されている映画や漫画にもあるように、ろう者にとって聞こえないことは日常の一部であり、生活や文化と結びついています。
一方で、その経験や思いは、手話を使う人が限られていることもあり、記録として残りにくいこともあります。
最近はSNSを通して、さまざまなろう者の姿を目にする機会が増えてきました。
映画や漫画に触れることも含めて、こうした広がりの中で、戦時中に生きてきた方の存在も、これからにつながっていくといいなと思いました。
それでは、次回は4月22日(水)にお会いしましょう!

