こんにちは!編集長のAkkoです。
トルコ・エルズルムで第20回冬季デフリンピック競技大会の閉幕式が12日(火)20時半(日本時間翌日のAM2:30)に行われましたね。日本からはカーリング、フットサル、アルペンスキー、スノーボードの日の丸を背負って出場しました。その結果、銀メダルが4つ、銅メダルが3つ獲得しました〜
日本代表の選手の皆さん、本当にお疲れさまでしたYouTube『Deaflympic ICSD』のライブのところに開閉幕式、各国との試合状況もありますので、ぜひ観てくださいね〜^^
さて、今週のデフニュースをご紹介します。
岩手県内ニュース、昔は『テレメール』という手書き電話があった!?『テレメール』とは?
興味深い記事がありましたので、ピックアップしました!1981年に手書き電話「テレメール」という電話機があったそうです。岩手放送は昔放送したテープをもう一度放送し、岩手県の魅力を再発見しようという内容で、その中のひとつでした。使い方は専用のメモ用紙に文字を書くことで、相手の方の電話機に自動的にペンが動いて同じ文字が書き込まれるというユニークで不思議な電話機だなと思いました。しかし、FAXという電話機が普及されたために、「テレメール」が残念ながらなくなったそうです。現在は通信技術が発達し、メールやテレビ電話、電話リレーサービスなどがあり、聞こえる人とのコミュニケーション手段が幅広くなりましたね〜!「テレメール」の様子の動画もありますので、ぜひご覧ください。
熊本県内ニュース、熊本聾学校の手話落語部の部員の工夫が素晴らしい!
2023年全国高校生手話パフォーマンス甲子園で優勝した熊本聾学校の手話落語部について、記事だけではなく、YouTubeもありますので併せてご覧ください。表現力の高さだけではなく、面白さを分かりやすく伝える質の高い内容で、実に楽しく面白く見ました。本番まで練習を何度も積み重ね、努力してきたのだろうなと心から応援したくなりました。今後の活躍が楽しみですね!YouTubeにも『熊本聾学校手話落語部』と入れると出てきますので、ぜひ検索してみてくださいね。
ろうベースの盲ろう者を中心に指点字や点字を学べる学習機を開発
ろうベースの盲ろう者は元々聴覚に障害があり、途中で目が見えなくなった方のことを言います。盲ろう者の三大課題である「移動」「情報の入手」「コミュニケーション」を解決するために盲ろう者と一緒に取り組むことから始め、好きな時間に自ら学べる学習機を開発しているようです。手のひら書きを再現した機械も導入していることはすごく驚きました。学習意欲にもつながりますし、記事にもありましたが、学習だけではなく、情報獲得、会話などコミュニケーションを取る機会が増えるきっかけにもなるので大変嬉しいことだと思いました。動画もありますので、ぜひご覧ください。
以上、電話や点字、落語など、コミュニケーションについて主に取り上げました。
指点字や点字を学べる学習機の開発について、記事文だけだと手のひら書きの機能や使い方などで私にはイメージが少し難しかったのですが、動画を見ると本当に革新的で、手のひら書きもこのように使うんだと目から鱗でした。指点字や点字を知らない盲ろう者だけじゃなく、点字などを獲得している盲ろう者もこの学習機を活用しながらニュースや話題になっていること、そして会話も広がるのではと期待もあります。キコニワには、盲ろうライターの田畑さんがいます。田畑さん自身のことや盲ろう者のことについて分かりやすく書かれていますので、ぜひ読んでくださいね!では、良い週末をお過ごしくださいね