こんにちは!
デフリンピック、それぞれの会場で観戦されましたか?私も会場に足を運び、選手たちの迫力、観客席の臨場感に夢中で応援しました🙌閉会式ではデフリンピック旗が返される姿に、少し寂しさも感じました。
さて、今週のデフニュースは6つご紹介します✨
4年後も応援したい 選手ら競技後の思いを語る
日本選手団の公式サイトに、選手インタビューが掲載されています。競技前の思いや、メダル獲得の喜びが語られています。また、競技結果をまとめたお知らせもありますので、あわせてご覧ください。


選手の皆さん、本当にお疲れさまでした!4年後のデフリンピックも引き続き、応援していきます✨
“見える応援”が広がる サインエールに密着
きこえない・きこえにくい選手のために考案された「サインエール」に密着。陸上競技経験の垣内美音さんを中心に、きこえる人もきこえない人も、互いの思いを伝え合いながら選手を後押しする新しい応援の形が描かれています。


選手へサインエールを届けるための工夫に、とても感銘を受けました。一方的ではなく、互いの思いを伝え合える一体感のある応援だと感じました✨これからもどんどん広がっていってほしいです。動画もありますので、あわせてご覧ください。
新技術・手話CGアバター 「KIKI」の開発秘話
デフリンピック応援アンバサダーの手話CGアバター「KIKI」の開発に密着。NHKと筑波技術大の協力で、手話や目線の細部まで再現し、自然な形を目指して開発されました。手話データには「四つの要素」が重要とし、データが不足しているため、今後も研究が続きます。


手話の文法を重要な要素として取り入れて再現された『KIKI』の誕生は、とても意義深いことだと思います。今後のアバターの進化が楽しみです✨
12日間で28万人が応援!きこえる人もきこえない人も一体に
12日間で約28万人が来場し、閉会式では「デフアスリートの誇り」をテーマに、「サインマイム」を披露。デジタル技術を活用した音の可視化やボランティアの支援もあり、国籍にかかわらず一体となって盛り上がりを見せました。


デフリンピックスクエアにも足を運び、さまざまなブースや開発中の機器を体験できて、とても楽しかったです✨
視覚障害者らデフリレーを観戦 一体感あふれる応援
陸上競技のリレー決勝で、都内の視覚障害者約70人がガイドヘルパーのサポートを受け観戦。スタート合図や選手の動きを伝え、女子は6位、男子は白熱のトップ争いを繰り広げ、会場と一体となって盛り上がりました。

障害や伝える方法は違っても、一緒に応援する姿から、互いの違いを理解し受け入れることの大切さを改めて感じました。
盲ろうトライアスリートが講演 「とりあえずやってみよう」
盲ろうトライアスリートの中田鈴子さんが環境省で講演。生まれつき耳が聞こえず、30代で視力を失った中田さんは、触手話で会話しながらマラソンやトライアスロンの国内外の大会で完走しています。少しの支援と理解で可能性が広がると語りました。


フルマラソン60回、トライアスロン50回の完走実績が素晴らしいと感じました。参加者が「感動した」で終わるのではなく、練習や大会の環境に必要な配慮は何か、未来の盲ろうアスリートのためにできることは何かを考えるきっかけになればと思います。
デフリンピックを通じて、きこえ方がそれぞれ異なる人がたくさんいること、手話や筆談などさまざまなコミュニケーション手段があると知った人も多いのではないでしょうか。今後、どのように普及していくか注目ですね。
多くの記事では、東京都が「共生社会を目指して、手話や文字起こしなどデジタル技術を活用したコミュニケーション機器の普及を進める」と語っています。こうした取り組みが全国にも広がっていくことを願っています。
私は実際に会場で、座る場所について「どこに座る?」「こっちは無理みたい」と手話で会話していたとき、ボランティアスタッフが自然に「向こうにもありますよ」と教えてくれ、とても嬉しく感じました。
会場に近づくにつれて、手話で会話する姿が増え、話している内容も大体わかる感覚に気づきました。聴者が会話を自然に耳に入ってくる感覚と同じだと体感しました。
“手話のまち”も同様に、全国に広がってほしいと心から思います。
それでは、暖かくして良い週末をお過ごしください🍵


