皆さん、こんにちは!
11月もあと1日で終わり、2024年も残り1ヶ月ですね!お店などでクリスマスの雰囲気が徐々に見え始めて、そろそろ我が家でもクリスマスイベントをと思ったのですが、子どもたちはいつも通りの登校でした^^;
さて、今週はデフニュースを4つご紹介します!
青森県、聾学校の生徒がショッピングモールで手話を広める
青森聾学校の生徒が「広がれ!手話の魅力2024」を企画し、23日にショッピングモールで手話クイズや漫才など多彩なパフォーマンスを披露されました。多くの来場者が手話に触れ、一緒に表現するなど楽しんでる姿が見られました。
聾学校の生徒が主体となって取り組んでおり、素晴らしい企画だと感じました。2年前も実施されたとのことで、来年もまた開催され、ニュースでも見られると嬉しいです!
富士信金、聴覚障害者へのサポート”耳マーク”を全店導入
静岡県にある富士信用金庫は、全日本難聴者・中途失聴者団体連合会の”耳マーク”を全店に導入されました。筆談ボードや補聴器を全店窓口に完備し、聴覚障害者への配慮を強化してスムーズな対応を目指しています。
”耳マーク”があると、迅速な対応が可能になり、コミュニケーションのサポートや疑問・不安の解消にもつながりますね。全国にも広がってほしいと思います。
盲ろう者、コミュニケーション支援制度を利用して自分らしく生きる社会へ
北海道旭川市で開催された「つぼみの会」では、盲ろう者と支援者が交流し、さまざまなコミュニケーション方法を体験するイベントが行われました。盲ろう者の澤田優さんは、自身の体験を通じて、盲ろう者への理解と支援の重要性を訴え、誰もが自分らしく生きられる社会の実現を目指して活動をしています。
全盲で左耳だけ聞こえる方や、弱視の方など、さまざまな盲ろう者がいて、コミュニケーション方法も多様ですね。キコニワライターにも盲ろう者の方がいらっしゃいますので、以下の記事もあわせて読んでください。
ANA、「遠隔手話通訳サービス」を国内線で全ての空港に導入
ANAは、国内線全空港で、手話話者旅客向けの「遠隔手話通訳サービス」(連携:株式会社プラスヴォイス)を拡大されました。専用端末からQRコード方式に変更され、旅客は自身のスマートフォンで利用可能になりました。手話通訳が画面越しに手話と音声を同時通訳し、搭乗手続きや航空券に関する問い合わせがよりスムーズに行えるようになります。
困りごとなどがあったら、気軽に手話でお問い合わせできますね!空港を利用する際には、ぜひ活用したいと思います。
聴覚障害者を取り巻く環境について、ろう運動をはじめ、障害者差別解消法などの法律や制度が整備され、聴者が多くいる環境でも受容され、聴覚障害への理解が進んできたと思います。さらに、そこから生じるコミュニケーションの障壁がデジタルツールの登場により少しずつ解消され、文字起こしアプリや遠隔手話通訳サービス、点字ディスプレイの技術の発展によって私たちの生活の質も変化しています。
デジタルツールは聴覚障害者だけでなく、聴者など必要とする全ての人々にも対応しており、互いが上手に活用することで、より良い社会への第一歩となるつながると私は考えています。
では、良い週末をお過ごしください〜