Deafセラピストのまとんです!
本日はdeaf初の「骨格診断士」である、マキコさんにインタビューしました。
まず「骨格診断」とは?マキコさんはどんな人なのでしょうか?
では、インタビューを始めましょう!
「骨格診断」とは何でしょうか?教えてください。
「骨格診断」では、持って生まれた身体の質感やラインの特徴から、自分自身の体型を最もきれいに見せるデザインと素材を知ることができます。
種類はストレート、ウェーブ、ナチュラルの3タイプに分類されます。
それだけでなく、パーソナルカラー診断もしており、自分の顔に合うカラーも提案しています。
「骨格診断」を受けることで、どう変わっていくのでしょうか?
まず、ファッションの悩みで多いのは、
・自分に合ったものを知りたい
・自分に似合う服が分からない
・今の服が自分に合っているのか自信がない
・しっくりこない、素敵にならない
ですね。
この悩みに対して、「骨格診断」の診断結果をもとに、その人に合ったアドバイスをします。自分に合った服や、カラーが判明することで、迷いがなくなります。
それによって、買い物に費やす“時間”も、似合うかわからない服を買うことも減るため、“お金”も無駄がなくなります。
また、自分に自信がつき、さらに、新たな自分の発見もあります。
自分に合うファッションを知ることで、気持ちが前向きになりますね!
マキコさんがファッションに興味をもったきっかけを教えてください。
小さいころから、紙の着せ替え人形やリカちゃん人形で着せ替えをしながらひとりで遊んでいました。
そのころからファッションを楽しんでいた記憶があります。
自分の中で、ファッションへの想いが強くなった出来事があり、今でも鮮明に覚えています。
それは、小学2年生の時に潮干狩りの遠足があり、潮干狩りがどんなものか、まだ幼い私は全く知らず、とにかく「かわいい服を着ていきたい!」と母に泣いて訴えました。
母から「潮干狩りは泥まみれになるから、汚れてもええやつ着ていきな!」と渡されたのが、3本ラインの赤のジャージ…しかも上下セット。
当時の母には逆らえず、泣く泣く赤のジャージを着ていったら、他の女の子は、潮干狩りにそぐわないといっていもいいくらいのかわいい服を着ていました。
結局、ジャージは私一人だけでした(笑)
あの有名なYouTuberみたいな赤ジャージですか?(笑)
まさしくです(笑)
その遠足の時に撮った集合写真を見返しても、ひとりだけテンションがただ下がりなのが分かります(笑)
そのことがすごくトラウマになっていて、中学校からは自分が着たいファッションをしよう!と、おこづかいの範囲内でファッションを楽しみました。
20歳の時に、アパレルの会社やファッション関係の仕事に就きたかったものの、当時はろう者には難しいといわれ、採用募集もほとんどなかったため、夢をあきらめて一般企業に就職しました。
当時のアパレル業界ではろう者が働くのは、ハードルが高かったのですね。
一般企業で働きながらも、ファッションを楽しんでたのでしょうか?
お給料をいただいて、さらにファッションを楽しめるようになったものの、本当に自分に似合うものは分からないまま、とにかく自分の着たい服を着て楽しんでいる感じでした。
そのあとに結婚して息子が産まれ、自分は後回しにして、息子に着せ替え人形のようにいろんな服を着せて楽しんでいました。
でもある日、少し大きくなった息子から、「着せ替え人形はイヤ!!」とはっきり言われ、そこからは息子が着たい服を買っていましたね。今でもこのころの写真を見返すと、ファッション好きで育った自分とは思えないくらい、服がダサくて。息子だけかわいい服(笑)子育てに必死で、自分はどんどん後回しになっていました。息子も成長し、40代に入ってから、またファッションを楽しめるようになったタイミングで、友人からのお誘いで骨格診断を受けました。
初めて受けた骨格診断はどうでしたか?
やっと自分に合ったタイプが分かった!と感動しきりでした。また、この資格だったら、ろうの私でも取れるんじゃないかな?私の大好きなファッションをお仕事にできるかも!と思いました。コロナの影響で失業し、時間が余ったのを機に、通信教育で骨格診断士の資格を取ろう!とチャレンジしました。
「骨格診断士」の資格を取った後、どのように活動されましたか?
最初はモニターで経験を積んでいこうと思ったけど、思った以上に「骨格診断」の知名度が低くて、なかなか広がらずでした。まずファッション好きな友人たちに勧めて、経験を積んでいきました。そこからありがたいことに、口コミでだんだん広まっていきましたね。
ろう初の「骨格診断士」として、今後チャレンジしてみたいことはありますか?
お客様のほとんどが女性の方です。男性は、自分に「骨格診断」は縁がないと思う方が多いように思います。男性にももちろん骨格のタイプがあるので、ぜひ受けていただきたいと思っています。自分に似合うスーツの着方とかも提案できますよ!
また、障がい関係なく、自分らしさを出せるように、ファッションを通して、その人の個性を引き出したいです。
自分に似合うファッションのコツを教えてください!
自分と同じタイプの有名人のファッションを参考にするのが、一番自分に近いので、参考にしやすいですね!
私はウェーブなので、女優でいうと北川景子さん、戸田恵梨香さんと同じなので、お二人が着ているファッションを参考にしています。
あと日本人は、黒色を身に着ける人がほとんどです。冬になると、アウターはほぼ黒です。それは、日本人の謙虚な性格が表れていて、無難な黒を選びがちになります。黒だと、顔が暗く見えてしまうので、自分に合うカラーにチャレンジしてほしいなと思います。海外では、基本的に原色が多いですよ!
確かに寒い時は、街を歩いても黒系のアウターが多いですね。海外はカラフルですよね!
骨格タイプと、自分に合うパーソナルカラーをしっかり理解しておけば、自信をもって服を選びやすくなります。
ぜひ骨格診断を受けて、ファッションも人生も楽しんでほしいなと思います。
マキコさんありがとうございました!
実はマキコさんと私は友人なのですが、いつも会うたびに違った魅力的なコーディネートで、まさしくご自身の「スタイルブック」を持っているような自分らしいファッションを楽しんでいます。
いつも会ったら「今日のファッションテーマは?」と聞くのがお決まりになっています(笑)
私も「骨格診断」を受けたあとすぐに、家に眠っていた服を断捨離しました!
クローゼットがスッキリした上に、どんな服があるのか、合わせやすい服は何か?が把握できるようになったので、ファッションに悩む時間も少なくなりました。
そして、今までに着たことがないカラーにもチャレンジしよう!という気持ちが湧き出て、ファッションをより楽しめるようになりました。
今のファッションが自分に似合うかわからない、自信がない方は、ぜひ「骨格診断」を受けてみてください♪
マキコさんは、地元の大阪府河内長野市、難波で活動しております。
骨格診断の診断後は、アフターフォローとして、ファッションに関するお悩み相談などにも随時受け付けているとのことです。
骨格診断のご予約はInstagramにて♪